東洋と西洋の文化がマリアージュ！魅力ある香港の喫茶事情とは？

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日本から数時間で行けるエネルギッシュな人気の観光地、香港。イギリスによる統治時代の影響から東洋と西洋の文化が融合し、アジアでも特に独特の魅力で発展していきました。そんな香港も近年さらなる発展と活性化のために、商業スペースの再開発が進んでいます。

そのようななか2016年4月4日に、香港島湾仔（ワンチャイ）クイーンズロード内に「BROOK’S CAFÉ 香港店」がオープンしました。今回は「BROOK’S CAFÉ 香港店」がオープンしたことにちなんで、香港の特徴的な喫茶事情を紹介したいと思います。

■香港を代表する庶民派グルメ「茶餐廳（チャーチャンテン）」と屋台

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香港の喫茶事情を語る上で外せないのが、現地の言葉で『茶餐廳（チャーチャンテン）』と呼ばれる飲食店です。茶餐廳（チャーチャンテン）とは、「これぞ香港！」といった庶民派グルメや雰囲気を堪能できる、喫茶店と大衆食堂が合体したようなお店。日本にはなかなかこのようなスタイルのお店はないです。

ほとんどのお店が早朝から深夜まで営業していて、多くの方が時にお茶を飲むため、時に食事をとるため、スイーツを食べるために利用します。そのため、日に何度も訪れる人も珍しくありません。それほど茶餐廳（チャーチャンテン）は香港人の日々の暮らしに浸透し、欠かすことのできないお店なのです。

メニューも、油で揚げてたっぷりのバターを乗せ、さらにコンデンスミルクとシロップをかけた「法蘭西多士(香港式フレンチトースト)」や、以前BOBでも紹介した「鴛鴦茶(えんおうちゃ、ユンヨンチャー)」など、香港独特のものが多いです。「鴛鴦茶」はコーヒーと紅茶を混ぜた珍しい飲み物ですが、混ぜる紅茶はミルク入りを使うのが人気だそうです。

そして、香港の街角に出ている屋台もまた魅力的。屋台では新鮮な果物をふんだんに使ったフレッシュジュースや漢方を使った薬膳茶など、お店によって様々な種類のドリンクを扱っています。日本ではあまりなじみのない、生のさとうきびを使ったさとうきびジュースは珍しいのでチャレンジしたいところ。

茶餐廳（チャーチャンテン）と屋台は香港の食文化の象徴と言っても過言ではありません。それほど香港の魅力が詰まっています。お店に行けば香港人の日常生活が垣間見えますし、相席になれば直接触れ合うこともできます。現地の方と語らうというのも旅の醍醐味ですね。

■香港を訪れたなら、ぜひ体験したいアフタヌーンティー

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香港の喫茶事情を語る上でもう1つ外せないのが「アフタヌーンティー」。イギリス統治時代の影響が色濃く残っているので、アジアの雰囲気の中で本場イギリス式のアフタヌーンティーを楽しめます。西洋と東洋が融合した独特の雰囲気をもつ香港のアフタヌーンティーを目的に、近年多くの観光客が訪れているとも言われています。高級ホテルでロケーション抜群のラウンジや重厚感あるインテリアに囲まれた中で召し上がるスイーツは格別でしょうね。庶民的な雰囲気を楽しむなら茶餐廳（チャーチャンテン）、贅沢な一時を楽しむならアフタヌーンティー・・・両方体験して香港の喫茶事情を比較してみるのもいいかもしれません。

このように独自の喫茶事情を持つ香港で、湾仔（ワンチャイ）クイーンズロードショッピングモール内にオープンした「BROOK’S CAFÉ 香港店」。クイーンズロード周辺は、香港の古い建築物が溢れる伝統的な街でしたが、2012年から行われている再開発により洋風でモダンな建築や、ショッピングが楽しめる最新スポットとして生まれ変わり注目されています。

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