2016
12/29
年末年始に向かって、日々慌ただしさが増していくような毎日。忙しい生活の中で気持ちまで疲れてしまうことは、誰にでもありますよね?そんな時、つい何事も簡単に済ませてしまいたくなりますが、忙しい時だからこそ普段の生活の“質”を見直してみてはどうでしょう。
グリーンを育ててみる、断捨離してミニマリストになるなど、“生活の質を重視する”スローライフをちょっと意識するだけでも、心のありようは変わってくると思います。
今回は、スローライフを意識した『かんたん和食』から生活の質を見直す丁寧な暮らしにスポットをあててみました。
■栄養たっぷりの出汁を簡単に作れる方法って!?
2013年12月には「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され、その価値は年々見直されています。和食といえばまずは出汁ですが、最近メディアで、その出汁をカフェでコーヒーを飲むように楽しむ「だしカフェ」が話題となりました。出汁は和食の基本となる風味はもちろん、鰹節や昆布など素材の栄養がたっぷり。ただ、出汁をご家庭で毎回取るとなると、なかなか面倒。そんな時、キッチンの“ある道具”を使って簡単に出汁が取れる裏技があるんです。
■温かい汁物でぬくもりある食卓を
その道具とは・・・ふだんコーヒーを淹れる時に使っている道具の、コーヒーメーカーやドリッパー!
コーヒーメーカーを使う場合は、ペーパーフィルターをセットしたあとに削り節か鰹節粉を入れてスイッチを押すだけ。ドリッパーを使う場合は、ペーパーフィルターをセットしてお湯を注ぐだけです。本格的な出汁と比べてしまえばやや味は落ちますが、火を使わずに1人前分から簡単に出汁が取れますし、洗い物が少ないのもうれしいですね。
適量の塩やお醤油で味を調えればお吸い物になりますし、ねぎや乾燥わかめを足してお味噌を溶けば、自家製の簡易お味噌汁になります。あらかじめ汁物の具を小分けに冷凍しておき、食事の時にこの裏技を使えば、温かい汁物がプラスされたほっとできる食卓になります。
■『かんたん和食』の基本は「一汁一菜」。あと一品足すなら?
『かんたん和食』の基本は、ごはんにお味噌汁などの汁物とおかず一品の「一汁一菜」ですが、ちょっと物足りない・あと一品ほしいというときに添えたいのがお漬物。和食の定番であるお漬物は、昔から日本人の健康を支えてきた食品の1つです。
なかでもぬか漬けは根強い人気ですが、ぬか床の手入れが大変なので、自家製のぬか漬けというのはなかなか敷居が高いかもしれません。
BROOK’Sの「かんたん ぬか美人」なら、水を加えるだけで昔ながらのぬか漬けが楽しめます。90分で漬かるので、“あと一品”と思ってからでも間に合うのもポイント。
食事の質を見直すと、身体のバランスはもちろん心のバランスも良くなると思います。忙しいこの時期に意識して少し丁寧に暮らすことで、生活や自分の時間を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。