ここ数年、果物を使った「酵素シロップ」や、熟す前の青梅を使った「梅シロップ」など、手作りのシロップがちょっとしたブームになっているようです。自家製であれば添加物などの心配も少なく、また、甘さもお好みに調整できますよね。
あまり知られていませんが、実はコーヒーを使った「コーヒーシロップ」もおいしくて簡単。しかも家にある材料であっという間に作れちゃいます。ハンドドリップで淹れた香り高いコーヒーで、自家製のコーヒーシロップを作ってみませんか?
■コーヒーシロップを使ったレシピ
作ったコーヒーシロップは、いろいろなアレンジで楽しんでみてください。
ここではいちばん簡単な“かけるだけ”のおいしいレシピをいくつか紹介します。家族みんなで楽しめるレシピですので、ぜひお試しを!
●「コーヒー牛乳」
子供たちが大好きな「コーヒー牛乳」。牛乳にコーヒーシロップを混ぜるだけで簡単にできちゃいます。甘さが気になる場合はコーヒーシロップの量を調節してみてください。
●「アフォガード」
これからの季節におすすめなのが、アイスクリームにかける「アフォガード」。イタリア発祥のデザートで、本場イタリアではエスプレッソをかけて食べますが、コーヒーシロップならエスプレッソほど苦みもなく、お子さんでも大丈夫ですね。レンジで温めてからかけると、よりいっそうおいしく召し上がれます。
●「ティラミス」
コーヒーシロップをスポンジにしみ込ませるだけで「ティラミス」風のデザートになります。ココアパウダーがあればそれをふりかければ、立派なデザートに。
他にも、お好みもですが「ホットケーキ」も市販のシロップをかけるより、コーヒーシロップをかけたほうが深い味わいになりますし、夏はかき氷にかけても、コーヒーのコクはそのままなのにサッパリしておいしいですよ。
■コーヒーシロップの作り方
さっそくレシピをご紹介しましょう。材料や作り方もいろいろあるようですが、今回は以下のレシピで作ってみました。
【材料】
●コーヒー 60g(ブルックスのドリップバッグなら6個)
●お湯 800cc
●砂糖 100g
【作り方】
1)ドリップでコーヒーを抽出
牛乳で割った時にも負けないコーヒー感を出すため、ハンドドリップで濃いめのコーヒーを作る。
2)コーヒーに砂糖を混ぜる。
3)コーヒーと砂糖を混ぜた液体を鍋に移して、弱火で10分程煮込む。このとき、焦がさないように軽くかき混ぜながら溶かす。
4)砂糖がすべて溶け軽く煮立ったら常温で冷まし、保存容器に移して完成。
簡単なのでお子さんと一緒に作るのもいいですね!
また、使用する砂糖の種類によって味が変わるので、中ザラメ、三温糖などで試して“我が家のレシピ”を見つけてください。手軽に作ることができるうえに、コーヒーシロップを使ったレシピはたくさんあります。自分なりのアレンジにチャレンジしてみてください。
なお、保存の際は衛生面に注意し、煮沸やアルコールなどで消毒した容器を使用してくださいね。
コーヒー味の菓子パン、アイス、チョコレート、ぜりー、とにかく、コーヒー味が好きなので早速つくってみたいです。
Posted at 2016.06.2 by カルメン