2022
5/20
こんにちは!BOBです。先日、健康診断の案内が届きました。みなさま、健康診断は受けていますか?私はついつい後回しにしてしまい、年末に慌てて予約をする、をここ何年も繰り返しています。
今まで健康診断で心配するような指摘はなかったのですが、2年前、貧血で要再検査に。学生時代から貧血とは無縁。激しい運動をしても、寝不足でも、通勤通学の満員電車で倒れるようなこともなく、貧血でふらっとした経験さえありませんでした。
年齢のせいかなぁ。でもただの貧血だし、自覚症状もないし、一時的なものかな。そんなに気にすることもないか、としばらく放置。そんなある日、何気なく友人に話をしてみると、貧血になると疲れやすいなどの症状がでてくるので、対策をしているとのことでした。
朝が辛い、疲れが取れにくい。言われてみると日常生活に支障をきたすほどのことではないけれど、ちょっとした不調があることに気付き、病院へ行って詳しい血液検査をしてもらうことに。
結果はフェリチンの値が低いとのこと。赤血球、白血球、ヘモグロビンなどは知っていますが、フェリチンとは聞いたことがありません。貧血と一言でいっても、色々な症状があることを初めて知りました。
フェリチンの値が低いということは体内の鉄の貯蔵が少なくなってしまっている状態です。私の場合、食生活だけでは改善が見込めなかったので、鉄剤を処方されました。この鉄剤が思ったより大変で。錠剤を飲むと気分が悪くなってしまい、シロップに変えてもらったのですが、しっかり鉄の味がしてとても飲みにくかったです。それでもしばらく通院しながら薬を続けると、フェリチンの値も正常に戻り、貧血も無事に改善されました。
貧血になった原因はわからないままなので、このまま元の生活をしていてはまた貧血になるかもしれません。
でも、何か特別なことをしようとするとハードルが高く、好きなものを我慢して、嫌いなものを食べる生活も続かない。そこで、無理せず出来るときだけ、出来ることを生活に取り入れてみることにしました。
普段よく口にする、ヨーグルト、チーズ、シリアルなど、鉄分入りと書いてあるものを、美味しそうだったら選ぶように。昼食を抜いてしまうこともあったのですが、せめて納豆ご飯は食べる。塩抜きが面倒なしじみは冷凍食品を使ってお味噌汁に。お酒のおつまみはナッツに。
友人に勧められた鉄瓶も買ってみました。鉄瓶は見た目も良く、お湯を沸かし、コーヒーを丁寧に入れると気分も落ち着き美味しく感じます。鉄瓶縛りをかけると続かないので、普段麦茶を沢山作る時は今まで通りポットを使って。
大したことはしていませんが、細々とでも続けているおかげか、その後健康診断で貧血を指摘されることもなく過ごしています。
自分の力で治せない状態になったときは、きちんと病院に行き、薬の力を借りることも大切ですが、病院は時間もかかるし、薬には副作用もあります。早めに気付けば難しいことをする必要もなく、病気を未然に防げるのでは。貧血をきっかけに、ちょっとした体調の変化や自分の弱いところを意識して生活するようになりました。私流、頑張らない未病改善生活をこれからも続けていきたいと思います。今年こそは早めに健康診断の予約もできるようになるといいのですが。
未病改善。ちょっと難しい言葉に聞こえますが、身体の何となく、に気付くところから始めてみてはいかがでしょうか。