2022
7/19
こんにちは。ブルックスオフィシャルブログ、略してBOBです。
今年はあっという間に梅雨も明け、毎日暑い日が続いていますね。蝉の鳴き声が聞こえてくると、いよいよ夏本番!と言った感じです。昨今の夏の暑さと言えば、最高気温が35度を超える日もあり、天気予報で気温を見るだけでげんなりしてしまいます。
そんな暑い夏が苦手な私ですが、15年間、沖縄県で暮らしていました。よく本土の人に沖縄の人は暑さに強いの?と聞かれますが、そんな事はありません。暑いものは暑いのです。ただ、亜熱帯気候で1年の殆どが暖かい気候の沖縄で暮らす人々は、暑さと上手に付き合いながら過ごしていたように思います。暑すぎる日中はなるべく出歩かないようにするのもそのひとつ。
また、食べ物で言えばビタミンCが豊富なゴーヤーはもちろん、へちま(ナーベラー)や、冬瓜(シブイ)など、食べて元気になれる野菜がたくさんあります。他にも、沖縄といえば豚肉です。豚は「鳴き声以外はすべて食べる」と言われていて、顔(チラガー)から足先(テビチ)まで食べる習慣があり、豚肉を使った料理がたくさんあります。
豚肉には疲労解消に効果があるビタミンB1が豊富に含まれていて、夏バテ防止には最適な食材とのことです。
また、沖縄では油で揚げた料理(サーターアンダギーや沖縄天ぷらなど)が多いのですが、これは食材を揚げることで少しでも食材が痛まないようにと考えられた暑い地域ならではの工夫だそうです。沖縄天ぷらは衣がふわふわでフリッターのようなものなので、おかずとしてだけではなく、子供達のおやつとしても人気があります。
そんな揚げ物に合う飲み物が、さんぴん茶です。ご存じの方も多いかもしれませんが、さんぴん茶とはジャスミン茶のことで(正しくは、製造工程が微妙に異なるそうですが)、すっきりとした味わいが沖縄料理によく合います。
ご紹介したのはほんの一部ですが、暑い夏を乗り切るための工夫が、沖縄の食文化には根付いています。みなさんもこれらの食材を使った沖縄料理に挑戦してみてはいかがでしょうか?