2019
2/7
おいしいコーヒーが飲みたい!だから、コーヒーはドリップバッグやレギュラーがいい。でも、毎日飲むから毎日出るコーヒーかすを捨てるときの“もったいない感”、感じていませんか?
ドリップバッグやレギュラーを使ってコーヒーを淹れると、抽出したあとにコーヒーかすが残ります。これを「もったいない」と感じている方が案外多くいるようです。BOBでもこれまでに何回か、その活用方法についてご紹介してきました。
活性炭以上ともいわれる作用を利用した消臭剤や、園芸用として虫よけや肥料にするのが、再利用の基本の“き”ですね。
○コーヒーかすに隠された3つの特性 ⇒ こちら
○除湿剤にもなる!梅雨時期に最適のコーヒーかす ⇒ こちら
今回は一歩進んだ応用編として、コーヒーかすを使った燻製をご紹介します。
一般的な燻製では、サクラや『森の風薫るコーヒー』にも使われているウイスキーオークなどの木材を細かく砕いてチップにしてスモークしますが、この方法ではコーヒーかすをスモークチップの代用品にして燻製を作ります。
コーヒーの魅力はなんといってもあの香りですから、コーヒー好きな方は興味があるのではないでしょうか。
使い方はスモークチップと同じです。事前にコーヒーかすの準備をしておきましょう。
●コーヒーかすの準備
コーヒーかすをよく乾燥させます。ドリップバッグやフィルターを開き、風通しの良い所で天日干しなどし、残ったコーヒーかすがサラサラになるまで数時間~1日程度、乾かしてください。
●保存
まとめて作ったときやあまったコーヒーかすを保存する場合は、ジッパー付きの袋に乾燥材と一緒に入れ、冷蔵庫で保管すると湿気の心配がありません。
【基本的な作り方】
スモークチップとして使うコーヒーかすが用意できたら、お好みの食材をスモークしてみましょう。以下の手順が基本的な作り方ですが、食材に含まれる水分や分量によって調整が必要なようです。あらかじめ、インターネットなどで調べておけば安心ですね。
スモークチップと較べてコーヒーかすで燻製すると色づきが薄いとされるので、その場合はザラメや黒糖、オリーブオイルなどを混ぜると、色づきがよくなるそうです。食材もサーモンやイカなどの魚介類、豚のブロック肉にソーセージ、チーズ、ゆで玉子など、基本的にスモークしたいものなら何でもOKです。市販のたくあんの漬物を燻した「いぶりがっこ」風など、慣れたらいろいろチャレンジしてみたくなりますよ。
大好きなコーヒー。おいしく飲んだあとのコーヒーかすまで有効活用できたら、うれしいですよね。さっそくワインやビールのお供に、お手製のおつまみにチャレンジしませんか。
BOBのご愛読ありがとうございます。
また、この度は貴重なご意見をいただき、重ねてお礼申し上げます。
珈琲香様のコメントにあるとおり、調理工程の中のどこで食材を入れるのか、
不明瞭な書き方になっていました。
記事中の該当部分について、わかりやすい記述になるよう修正しましたので、
本コメントと併せてご確認ください。
今後ともBOBをよろしくお願いいたします。
Posted at 2019.02.25 by BOB
燻製の基本的なつくり方、どこで食材をどのように入れたら良いのか記載がないので教えて。
2.で入れるのか?3.4.で入れるのか?分からん。
Posted at 2019.02.22 by 珈琲香
コーヒーかす勿体ないですね!
乾燥させて冷蔵庫に入れて脱臭剤としていましたが
土に混ぜて天然の肥料はいいですね。早速試してみます。ありがとうございました。
Posted at 2019.02.21 by のりちゃん
役に立ちました
Posted at 2019.02.21 by 小澤陽子
やってみようかな
Posted at 2019.02.14 by 佐藤英直