もうすぐ12月。このくらいの時期から年始までは、友人や仲間との食事会やちょっとしたパーティーなどイベントも多いので、せわしないながらもこうした機会は楽しみですよね。でも、「小さい子もいるので外食では落ち着かない」、「外食が続くので、くつろげる家でやりたい」という方も少なからずいるようです。
今回はBROOK’Sで行ったアンケートにお答えをもとに、気負わずがんばり過ぎない「プチおもてなし術」についてご紹介します。
複数回答可として、回答いただいた結果TOP5は以下のような結果になりました。
3割以上の方がお花を飾っています。特別なことをしなくてもテーブルにお花があるだけで、確かに「おもてなし感」はぐっとアップしますね。たった一輪で景色だけでなく心も華やかになる、一番気軽なおもてなし方法だと言えそうです。
その他の回答として、『いつもより念入りに掃除をする』、『トイレットペーパーを柄入り・香り付きのものに変える』、『癒し系音楽をかける』という回答もありました。
アンケートにご協力いただいた皆さんのおすすめレシピについても教えてもらっちゃいました。ほんの一部ですがご紹介します。【お食事レシピ】
●紅茶豚
鍋にティーバッグ2個を入れ、豚かたまり肉を、アクをとりながら約1時間煮る。肉は薄くスライスして野菜とともに盛り付け、ドレッシングをかける。簡単で見栄えが良くておいしい!
●エビ餃子つつみ揚げ
餃子の皮に小エビとタルタルソースを入れ、揚げる。
また、餃子の皮を使ったアレンジとして、アルミカップの内側に餃子の皮を入れてフォークで軽く穴をあけ、オーブントースターで焼いて、そこにサラダやフルーツ、チキン料理などを盛り付ける、といった食べられる器としてのアイデアの回答もありました。
【スイーツレシピ】
●トリュフチョコ
板チョコと生クリームを湯せんにかけて、煎ったスライスアーモンドとすりおろしたウエハースを入れて混ぜるだけ。お好みの大きさに丸めて、粉砂糖などでお化粧をする。
●フローズンヨーグルト
ヨーグルト+生クリーム+砂糖をよく混ぜて冷凍。凍ったところを2~3回かき混ぜて滑らかにする(あればジューサーで)。フルーツを飾って、できあがり♪
ゲストが期待しているのは「何を食べさせてくれるんだろう?」ということ。それだけに、ちょっと株が上がりそうなこのレシピ達は本当にお役立ちです。
逆に、ゲストで招かれたときにうれしかったおもてなしは?という質問には、以下のような回答が。
●私の誕生花が飾ってあったのにはとても驚いた。考えていてくれたんだなという気持ちが伝わってきて、すごくうれしかった。
●うっかり夕刻までおしゃべりしてしまうのが常なので、帰宅後にあわてなくてよいように夕飯の一品をお土産に差し上げるととても喜んでもらえる。簡単な「しろあえ」や「煮しめ」などを事前に作っておく。
●家族全員で玄関に迎えに出てきたこと。
●庭の紅葉の葉を和菓子に添えて出していただいた。小さな秋の訪れを器に見てうれしくなった。
特別なことじゃなくてもちょっとした心遣いでグッとさせる…もしかしたらこれが「プチおもてなし」の極意かもしれませんね。
最後に、自宅での「プチおもてなし」ならではのおもしろエピソードをまとめました。思わず笑っちゃうかもしれませんので、電車の中では読まないほうがいいかもしれません。
●約束の時間よりも早く到着され、すっぴんで迎えることになり恥ずかしかった。
●スリッパに値札がついてて両足がつながっていた。
●お友達が帰り際に、「なにもおかまいできなくて」とこっちのせりふを言っちゃった。
●テーブルにそれぞれ違う食べ物や飲み物がセットされ、くじでテーブル席を決めたのは盛り上がった。
結局のところ、お客様が帰るときに「ああ、楽しかった!」と言ってくれたら、それはおもてなしとしては大成功ということが言えそうです。がんばらずにそんな「プチおもてなし」ができたらいいですね♪