フレッシュな摘みたてのハーブ。リフレッシュしたい時のハーブティーや、インテリアとしてもおしゃれなキッチン菜園としても、ハーブはとても人気があります。春から夏前くらいのちょうどこの時期は、ハーブを植えるベストシーズン!そこで今回は、自宅でハーブを育てて楽しんじゃおう♪というお話しです。
ハーブを育てるなんておしゃれで楽しそうですが、手入れが大変そうと思っている方もいるのでは?いえいえ、ポイントさえ押さえれば初心者の方でも気軽に育てられます。
初心者が育てる時の最大のポイントは、苗から育てること!種から育てると芽を出すまでに時間がかかり、うまく育たないこともあるので、苗の状態で売っているものから始めるのがおすすめです。
苗はお花屋さんやホームセンターで簡単に入手できます。植え替えの時期や水やりなどは、どんなハーブを育てるのかによって違いがあります。苗を購入したお店で聞いたり、本やインターネットで調べてみてくださいね。
伸びすぎた枝を切ったり、傷んだ葉を摘み取ったりしてお世話をすることで、育てる喜びも大きくなります。また、お手入れすれば収穫時期も長く楽しめます。
BOBがおすすめする『初心者でも育てやすいハーブ』4種類がこちら♪
★ミント
すーっとした清涼感でお菓子やスイーツなどでも人気のあるハーブ。繁殖力が強くどんどん育つので、寄せ植えするより単独で育てるほうがいいそうです。
★バジル
パスタやピザなどイタリアンでおなじみ。前菜やサラダにも使いやすく、毎日活躍してくれそう!
★レモンバーム
レモンに似た香りが爽やかなハーブ。ハーブティーやポプリなどとして楽しめます。直射日光と湿気に注意が必要なハーブです。
★ローズマリー
お肉、お魚料理両方と相性がいいハーブ。こちらも繁殖力がありよく葉が育ちます。お料理以外にもさっと輪にしてリースにしたり、コップに活けてキッチンに飾ったりすればリフレッシュできますよ。
摘みたてのハーブは自然の恵みがいっぱい。自分の手で大切に育てたハーブでおいしいドリンクを作ってみましょう♪
《爽やかなミントコーヒー》
コーヒーにミントを入れるだけで、海外のカフェでも人気のメニュー「ミントコーヒー」に。自宅でも手軽に作れます。これからやってくるジメジメした梅雨や暑い日にすっきりしておすすめです。
1.水出し珈琲を作ります。冷水ポットなどの容器にバッグを1袋入れ、500mlの常温水を注ぎます。
2.冷蔵庫で3時間以上置き、お好みの濃さになったらバッグを取り出します。
3.収穫したミントの葉を洗い水気を拭き取ります。
4.グラスに氷を入れ水出し珈琲を注ぎ、ミントを乗せたら完成です。
ミントの風味をしっかり出したい場合は葉を増やしても◎。ガムシロップなどで甘さプラスすると海外カフェ風になります。
《リラックスタイムにハーブティー》
定番ですがお好みのハーブで作るハーブティーも、自分で育てたハーブならひと味違います。2、3種類を組み合わせてオリジナルブレンドを作るのも楽しいですよ。今回は、爽やかハーブとオレンジのアイスティーをご紹介します。
1.ミント、バジル、レモンバームなどお好みのハーブを40〜50g程度収穫し、葉を洗い水気を拭き取ります。
2.オレンジ2個を輪切りにします。オレンジの皮の苦みを抑えたい場合は、皮とその下の白い部分が入らないようにしてください。
3.水800mlを鍋に入れて沸かします。
4.沸騰したら火を止めて、オレンジとハーブを加えて5分ほどフタをして蒸らします。
5.ハーブを取り除き、粗熱が取れたらポットなどの保存容器に移して冷蔵庫で冷やしてください。
甘いのがお好きな方は、ハチミツやガムシロップを加えてもOK♪
食べたり飲んだり食材として使えるハーブですが、これから訪れる梅雨時、お部屋でお世話しながら育てる楽しみもあります。これをきっかけにハーブ栽培を始めてみてはいかがですか?