2017
12/28
甘酒というと、まさに今のこの時期、年末年始に飲む機会が多いのではないでしょうか?寒いなか白い湯気をふうふうしながら飲む甘酒は、体の芯から温まりますよね。近年ではその豊富な栄養成分が、美容や健康をサポートしてくれると、女性を中心に大変注目されています。そこで今回は、甘酒の魅力や簡単なアレンジレシピでの新しい楽しみ方をご紹介したいと思います。
甘酒の起源は古墳時代という説もあり、かの有名な『日本書紀』にも甘酒の起源とされる「天甜酒(あまのたむざけ)」について書かれているそうです。古くから日本人に愛されてきた甘酒は、江戸時代にはすでに、夏の暑さを乗り切るための栄養補給として飲む習慣ができていたようです。9種のアミノ酸やビタミンB群、葉酸、オリゴ糖、ブドウ糖などを豊富に含んでいる「甘酒」。
じつは作り方によって2種類あり、甘みの元となる原料やアルコール度数に違いがあります。
① 米麹(こめこうじ)から作られる甘酒米麹とは蒸した米や麦、大豆などの穀類に麹菌と呼ばれるカビ菌を加えて繁殖させたもので、日本では味噌、醤油などの発酵食品を製造する際にも使用されています。米麹がベースとなる甘酒は、この米麹を米に加えて発酵させて作ります。発酵の過程で生成される米の糖分によりほんのり甘みがあります。アルコールは含まれません。
② 酒粕から作られる甘酒
日本酒などを作る際にできる酒粕と呼ばれるものに砂糖を加えて作られたものです。しっかりとした甘さがあり、微量(一般的な市販のものでアルコール度数1%未満)のアルコールが含まれています。スーパーやコンビニで販売されているものは、こちらのタイプが主流のようです。
米麹と酒粕で作られた甘酒ではそれぞれ風味が異なるので、まずは自分の好みを知るために飲み比べるといいかもしれませんね。
甘酒の魅力をご紹介したあとは、新しい飲み方を探している方や「甘酒のいいところはわかってはいるんだけど、あの独特の風味が少し…」という方向けに、BOBが新しくておいしいアレンジレシピをご紹介します!
●優しい甘さと生姜のアクセントが絶妙な「生姜はちみつ甘酒」
①カップ1杯の甘酒を温める
②おろし生姜1gを入れてよくかき混ぜる
③お好みではちみつを入れて甘さを調整し完成
●『ほうじ茶』の渋みを甘酒がマイルドに。大人の飲み物「甘酒ほうじ茶」
①ほうじ茶を少し濃い目に淹れる(4gのティーバック1つで200mlが目安)
②甘酒と1:1の割合で割り、かき混ぜて完成
●意外な組み合わせだけど奥深い味でマッチ!濃厚な口当たりも絶妙な「甘酒ココア」
『かんたフェ ココアラテ』で作ってみました♪
①カップ1杯の甘酒を温める。この時、カップいっぱいに入れすぎるとかき混ぜる時に大変なので注意。
②『かんたフェ ココアラテ』を入れてよくかき混ぜたら完成
●甘酒と抹茶の和風コラボ!「甘酒抹茶ラテ」
『かんたフェ 抹茶カプチーノ』を使ってみました♪
① カップ1杯の甘酒を温める
② 『かんたフェ 抹茶カプチーノ』を入れてよくかき混ぜて完成
●BROOK’Sの『サーラマサラチャイ』を使って簡単・本格的に。「甘酒マサラチャイ」 (2人分)
①カップに『マサラチャイ』ティーバッグ1つ、牛乳50cc、甘酒50cc、水50ccを入れて電子レンジで1分30秒〜2分加熱
②電子レンジから取り出し、ラップやフタをして2分間蒸らす
③ティーバッグを取り出して完成!
1月、2月は一段と寒さが厳しくなる時期。受験などで体調管理に気を遣う時期でもありますよね。健康をサポートしてくれる甘酒をゆっくり飲んで、心も体もぽかぽか温まりたいものです。
さまざまなアレンジをご紹介いたしましたが、作ってみたいレシピは見つかりましたか?ほっとするおいしさの甘酒は、日本ならではのお楽しみです。ぜひご自宅でも試してみてくださいね!
甘酒が大好きで、日頃から良く飲んでます♪(米麹の甘酒)
米と米麹だけで作られているとは思えない甘さ!
飲む点滴と言われる程 栄養満点なので、これからも積極的に飲みたいです♪
甘酒のアレンジレシピ、試してみます!!
Posted at 2018.01.6 by パンサー