2017
3/30
秋の定番となって大盛り上がりだったハロウィンの次に“来る!”と言われているイースター。でも、どんな行事なのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。今回は、春の一大イベントとして名乗りをあげた、イースターの魅力や楽しみかたに迫ります。
■今年は4月16日!イースターはキリスト復活の記念日
イースターは日本語で『復活祭』の意味。十字架にかけられたイエス・キリストが3日後によみがえったと伝えられており、イースターはこの奇跡の復活を祝うお祭りなのです。そのためキリスト教圏では、大切な記念日のひとつに数えられています。
ところで、イースターはいったいいつなのでしょう?
じつは毎年同じ日ではありません。“春分の日を過ぎた最初の満月の日の次の日曜日”なのですが、時差の影響で国によってズレがでてしまうので、春分の日を3月21日と定めて算出するそうです。この方法で計算すると、今年のイースターは4月16日。ちょうど日曜日になるため集まりやすいですね。
■復活や生命の象徴であるイースターエッグでお祝い
このお祭りのシンボルと言えば、カラフルにペイントされた「イースターエッグ」。イエス・キリストが、卵の殻をやぶるように復活して新たな生命が生まれたため、卵は復活と生命の象徴としてイースターになくてはならない重要なアイテムです。
当日はクリスマスと同じように、家族で食事をしてお祝いするのが一般的ですが、子どもたちにとっては「イースターエッグ」を使った遊びこそが最大のお楽しみ。
●エッグハント
いちばんメジャーなゲームです。友達同士で競い合いながら、庭や部屋に隠された卵を探し出します。盛り上がること間違いなし!
●エッグロール
地面に置いた卵を、割らないようにスプーンで転がしながらゴールまで運びます。アメリカのホワイトハウスでも開催されている人気ゲーム。室内でもできるので、小さいお子さんのご家庭でも楽しめます。
年長さんや小学生のお兄ちゃん・おねえちゃんには、少し難易度を上げて運動会でおなじみの「スプーン競争」のようなゲームにアレンジしてみてもいいかもしれません。
ゲーム用の「イースターエッグ」は、割れる心配のない発砲スチロールなどで作るのもおすすめです。
こうしてみると、イースターは大人から子どもまでワクワクできるお祭りなんですね。
■家の中を卵で飾りつけて賑やかなホームパーティを
このように、キッズも一緒に楽しめるイースター。そこで、今年はお友達ファミリーと一緒にホームパーティはいかがですか?
アクリル絵の具で卵にカラフルに色を塗って、リボンやビーズでデコレーションすれば、世界にひとつだけの「イースターエッグ」の出来上がり。完成した「イースターエッグ」を飾って、家の中をデコレーションしたらいよいよイースターパーティのはじまりです。ごちそうを囲みながらみんなで仲良くおしゃべりやエッグゲームを楽しんで。
ひとしきり盛り上がった後は、大人はコーヒー、子どもたちはふわふわの泡とほどよい甘さのかんたフェでブレイク!お気に入りのドリンクがあれば、またおしゃべりが弾みそうです。
これまで何をしたらいいのか分からないという方が多かったイースター。今年は家族やママ友、子どもたちとホームパーティでにぎやかに過ごしてみてくださいね♪