2016
11/3
秋も深まり、寒いくらいの日もありますね。読書やスポーツなど秋の楽しみ方はいろいろありますが、まず連想するのは「食欲」なんて方も多いのではないでしょうか?
野菜や果物が豊かに実り、さまざまな味覚が楽しめる「収穫の秋」。作物が月の満ち欠けとともに成長してゆくことから、月は昔から収穫にとって縁起の良いものとされ、それにまつわる民俗行事も多く行われてきました。
■秋にお月見するのはなぜ?
太陽と並んでもっとも身近で親しみのある天体「月」。月にまつわる言葉やことわざもたくさんあり、ススキやお団子などを供え澄んだ夜空に映える月を愛でる「お月見」は日本人にとってなじみのある季節の行事です。
月に関する行事といえば、旧暦で8月15日の「中秋の名月」、9月13日の「十三夜(じゅうさんや)」、10月10日の「十日夜(とおかんや)」などが有名ですが、そもそもなぜ秋にお月見をするのでしょう?
それは、神様やご先祖様に対する収穫の感謝の祈りを、ススキやお団子とともに里芋など季節の実りをお供えし、捧げる意味を持っているからです。新暦で2016年の「中秋の名月」は9月15日、「十三夜」は10月13日なので、もう過ぎてしまいましたが、「十日夜」は11月9日ですからまだお月見を楽しむチャンスは残っていますよ。
■見逃せない!2016年11月14日のスーパームーン
そんな月に関する話題で、今、注目を集めているのが「スーパームーン」と呼ばれる現象です。地球と月との距離が最も近づく天体ショーとして、ニュースなどメディアで紹介される機会も多いので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。 11月14日の今年のスーパームーンは、平均で約38万kmの月と地球の距離がなんと約35.6万kmまで縮まるそうです!数字が大きすぎて実感がわきませんが、いつもよりもさらに大きく美しい満月を楽しめると聞くとワクワクしてきませんか? 縁側のある住宅がめずらしいなど、日本の住宅事情の変化もあってか昔ながらのスタイルで「お月見」をする機会も減ってきてしまいました。ですが、せっかく月星が美しい秋の夜空。リビングや自分の部屋で好きなコーヒーを片手にスーパームーンを眺めつつ、現代風のお月見を楽しむのも趣がありますよ。
ベランダや庭など外で観賞する方は身体を冷やさないよう、お月見のおともはホットコーヒーでキマリですね!
作物の恵みなどに思いを馳せつつ、月を愛でながら秋の夜長を過ごしてみてください。
とおかんやの月を意識して、初めて観ました。ブルックスオフィシャルブロからの情報、サンキュ!
Posted at 2016.11.10 by gomatan