ヴィジュアル系にボリューム系…進化を続けるサンドイッチ

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「わんぱく」「くるくる」・・・この言葉を聞いて皆さんどのようなものを思い浮かべるでしょうか？実はこれ、すべてサンドイッチのことなんです。面白い情報はSNSなどで瞬く間に拡散し、ちょっとしたブームを起こしていくインターネットの世界。そんななか、サンドイッチの進化形とも言える「萌え断(もえだん)」と呼ばれるものが今、人気を集めています。

■ 進化系サンドイッチブームはここから？！

「萌え断」という聞きなれない言葉。これは、“断面に萌える”＝“断面に魅力を感じる”というネット用語なのだそうです。一体どんなものなのでしょう？ 20160929_02 もともとは陶芸家の大沼道行さんという方がご自身で食べるために作っていた、びっくりするほどたっぷりキャベツを挟んだサンドイッチのこと。そのボリュームある見ためがおもしろくて、大沼さんの奥様がSNSにアップしたところ、栄養バランスの良さやボリューム感もさることながら、カットしたサンドイッチの断面がとても美味しそうで、カラフルでかわいらしいことから、ネットユーザーの心を捉えて瞬く間に話題となり、通称「沼サン」と呼ばれるようになりました。

■ 「沼サン」から「萌え断」へ

その「沼サン」が火つけ役となり、味はもちろん断面の美しさにこだわった自作サンドイッチレシピを発表する方が急増、それらを総称して「萌え断」と言う言葉が生まれたそうです。今ではSNSなどでも定着し、人気のハッシュタグとして使われているようです。

他にも目玉焼きにコロッケ、たっぷりの野菜などをギューッと挟んだ派生形の「わんぱくサンド」や、具材をパンで手巻き寿司のようにくるくるロール型に丸くした「くるくるサンド」など、オリジナリティあふれるサンドイッチがたくさん登場し、いずれもネットユーザーを驚かせ、そして高い人気を集めています。 20160929_03