2016
8/11
今年の5月にNASAの気象学者ギャビン・シュミット博士が、自身のTwitterで「2016年は史上最も暑い年になる可能性が高い」という予測データをツイートし、話題となりました。ここ数年、全国各地で最高気温の記録更新がニュースになるなど、夏の暑さがどんどん厳しくなっている印象を受けます。
気象庁から発表された日本の6月〜8月の気温の見通しも、東西ともに「平年並みか高い」というもので、このあとも厳しい残暑は続きそうですね。
今回は毎年のように続く猛暑を上手に乗り切るためのポイント、「水分補給」についてご紹介したいと思います。
■ この時期だからこそ適切な水分・塩分補給を
暑い時季の体調不良と聞くと「熱中症」を連想される方が多いのではないでしょうか。暑さ厳しい7月〜8月に発生件数が多く、ニュースなどでも頻繁に取り上げられますが、実は梅雨明けの前もリスクが高いと言われています。湿度や気温の変動差、また冷房などで室内外の気温差が激しいことで体温の調節が崩れやすいため、梅雨の合間の晴れた日などは特に注意が必要です。
熱中症の主な原因は脱水症状からの体温上昇と言われていますが、大量の汗をかくことで水分とともに塩分やミネラルも失ってしまい、様々な体調不良を誘発してしまうため、適切なタイミングでの水分補給を心がけるようにしたいですね。
熱中症予防のために一番大切なこと、それは水分と塩分の補給です。日本はコンビニや自販機など手軽に水分補給できる環境が整備されていますが、それだけに逆に注意したいのが摂る量とタイミング。
暑さに任せて一度に大量の水分を摂りすぎて体調を崩してしまった・・・なんて経験をされた方もいるのではないでしょうか。水分は適切な量を小まめに、そして水分だけでなく、塩飴を持ち歩くなどして、塩分やミネラルも同時にうまく補給するようにしましょう。
■ マイボトルで体調管理&移動時間を楽しく
そこでオススメしたいのがマイボトルを活用した水分補給です。最近ではオシャレなデザインのものも増え、若い年代層での愛用者が多いようです。街中や電車内など様々なシーンで見かける機会が多くなってきました。
マイボトルは機能や価格も様々な種類が発売されており、目的に合わせて使い分けられることから、通勤・通学時に持参し適切なタイミングで水分を摂る「マイボトル生活」が定着しつつあるようです。BOBの読者の方にも、すでに「マイボトル生活」を始めている方がいるかもしれませんね。
今年特に多く見受けられるのが「ブルックリン風」と呼ばれるもの。軽量かつヨーロッパ風のスタイリッシュなデザインがファッションのアクセントになって、若者を中心に流行しているようです。
他にもデザインはシンプルながら保冷・保温機能に優れたキャリーマグなど、価格帯によって機能や容量もいろいろですがこの時季、雑貨屋さんなどではたくさんのオシャレなボトルが並んでいるのを見かけます。移動距離が短い場合はコストパフォーマンス重視、長い場合は機能性を重視するなど、用途別にお気に入りのデザインボトルを揃えて、使い分けるのも楽しいですよ。
■ 「水出し」活用で美味しさと手軽さを両立
適切な水分補給だけでなく、環境とお財布にも優しい「マイボトル生活」。お気に入りのボトルに好きな飲み物を入れて持って行くことで、通勤や通学など移動中の水分補給も心配ありませんね。今年は特に夏の定番麦茶以外にも、流行のコーヒーや紅茶、煎茶など、パックをボトルや保冷マグに入れるだけの手軽な水出しタイプのものがたくさんあるので毎日選ぶ楽しみもできるのではないでしょうか。ただし、飲食物が傷みやすいこの時季は、お好みの濃さになったらそれぞれのバックは取り出して、常に清潔にし、衛生面には気をつけましょう。
そんな点に注意をしつつ、美味しくオシャレに体調管理もできる「マイボトル生活」を楽しんでくださいね。