2016
6/16
先日ご紹介した、最新のコーヒートレンド“サードウェーブ”の影響もあってか、若い年代層でもこだわりのコーヒーを楽しむスタイルが注目され始めているようです。
今回はそんな若い年代が楽しんでいる、新たなコーヒースタイルについてご紹介したいと思います。
■ 新しい楽しみ方「ドリップ男子」とは
最近はネット通販などを利用して新鮮で多彩な種類のコーヒー豆や、家庭でも本格的なコーヒーが楽しめる様々な器具が、気軽に購入できるようになりました。ケトルやミル、ドリッパーなど、本格的なコーヒー器具はスタイリッシュなデザインのものが多く、インテリアとして見ているだけでも楽しい気分になれますよね。
そんなアイテムを自宅用に揃えて、お気に入りの豆を丁寧に挽き、そして抽出はネルドリップにするなど、随所に自分なりのこだわりを持ったコーヒー好きな男子。香りや味だけではなく“コーヒーを淹れる時間”そのものに癒しを感じつつ、とっておきの一杯で自分だけの時間をゆっくりと過ごす・・・。
このような新たなコーヒーの楽しみ方を追求する若い男性層のことを、雑誌などのメディアが「ドリップ男子」と名づけて紹介したところ、大きな反響があったそうです。
■ 専門的な道具がなくても手軽に楽しめる
豆の銘柄や産地による味・香りの違いを追究する・・・。それは基本的なコーヒーの楽しみ方の一つと言えますが、「ドリップ男子」になって、こだわりが深くなれば深くなるほど、専門的な知識や様々な道具を手に入れたくなります。おいしいコーヒーは飲みたいけど急にあれこれは揃えられない、「ドリップ男子」とまではいかなくとも、自分なりのこだわりでドリップコーヒーを楽しみたい・・・。そんな時にぴったりなのが、おなじみのドリップバッグ方式です。
■ 決め手は「温度」と「蒸らし時間」
以前もBOBで、ドリップバッグをおいしく楽しむための淹れ方をご紹介しましたが、ここでおさらいもかねて簡単にご紹介を。
おいしいコーヒーを淹れるためのポイントは「お湯の温度」と「蒸らし時間」。沸きたてではなく、95℃前後のお湯を最初に少量注ぎ、20〜30秒ほど蒸らします。そうすることで豆が膨らんで、味と香りが引き出されやすくなります。
豆の香りと味を最大限に引き出すためにお湯の温度に注意します。私は熱々が好みなので、この時に同時にカップも温めておきます。こうしていつもより手間をかけて淹れたコーヒーをゆっくりと味わう時間は、私の休日の楽しみの一つです。
コーヒーの好みは千差万別。苦めがお好みの人はおすすめの湯温より少し高めに、マイルドな味を楽しみたいのなら低く、といったように自分が一番おいしいと感じる淹れ方や飲み方を工夫すれば、気分はすっかり「ドリップ男子」!
■まずは手軽なドリップバッグで「ドリップ男子」に
数多くの銘柄に淹れ方や飲み方、様々な道具に器など、コーヒーの世界は知れば知るほど奥が深く、嗜好品というよりもはや趣味の範疇に入ると言っても良いでしょう。
「趣味は一番おいしいと思うコーヒーを自分で淹れることです。」なんて言えたら、ちょっとカッコイイかもしれません。
「ドリップ男子」に興味が湧いた方、こだわりの道具を揃えたりするのは時間もお金もかかりますが、ドリップバッグなら気軽に始めることができますよ。ブルックスならドリップバッグも豊富なラインナップが揃っているので、きっとお気に入りの一品が見つかるのではないでしょうか。
おいしく、充実したコーヒーライフを楽しむ素敵な「ドリップ男子」への第一歩として、興味のある方はぜひ試してみてくださいね。