BROOK’S OFFICIAL BLOG(略してBOB)

2015
7/16

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お水にこだわっていつもよりおいしいコーヒーを淹れてみよう!

いつも飲んでいるコーヒーをワンランク上の一杯にしたい!と思ったとき、こだわりたいものといえば「水」。コーヒーを淹れるのに適した水を選ぶと、コーヒー豆の持ち味をしっかりと引き出し、雑味のない美味しさが味わえます。どんなお水が美味しいコーヒーを淹れるのに適しているのか、また、水によってコーヒーの味はどのように変化するのかなど、今回はコーヒーと切っても切り離せない水にこだわってご紹介したいと思います!

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■軟水?硬水?コーヒーに合うのはどっち?

ミネラルウォーターや飲料水などを分類するときに、「軟水」や「硬水」といった言葉をよく聞きますが、この2つの違いを知っていますか?「軟水」や「硬水」は、水の硬度を表す言葉。水に含まれるカルシウムやナトリウム、カリウムなどのミネラル成分の含有量によって、下記のように分けられます。

・カルシウムとマグネシウムの含有量が少ない水(100mg/ℓ以下)・・・軟水
・カルシウムとマグネシウムの含有量が多い水(200mg/ℓ以上)・・・硬水

日本では、一部の地域を除いてほとんどが軟水。これに対し、ヨーロッパやアメリカの水のほとんどは「硬水」です。この「硬度」が、水の味を決める大切な要素となっているのです。

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一般的に、軟水は口当たりがまろやかでクセが少ないのが特徴。硬水は、カルシウムやミネラル分を含むため、口当たりが重く独特の風味があります。どちらがコーヒーに適しているかは、意見が分かれるところであり、一概にどちらが合うとはいえませんが、硬度の違う水で淹れ比べて自分好みを探してみるのも面白いかもしれませんね。

 

■水の種類によって、こんなにも味が変わる!

スーパーやコンビニに行くと、ペットボトルに入ったさまざまな種類のミネラルウォーターが並んでいるのを目にします。ペットボトルのラベルをよく見ると、硬度の表示や「硬水」あるいは「軟水」といった表示があることに気づきます。日本の有名メーカーから出ている、山脈の名前が入ったミネラルウォーターや、フランス、アメリカの一部ミネラルウォーターは軟水。フランスから出ている多くのミネラルウォーターは硬水です。購入するときは、この表示をチェックしてみてください。

 

では、コーヒーを「軟水」と「硬水」で淹れ比べた場合、水の特徴がどのくらい味に影響するのでしょう。自宅で簡単に試すことができるのでぜひやってみてほしいのですが、軟水でコーヒーを淹れるとマイルドで酸味が出やすく、硬水で淹れると苦みが際立つ傾向があります。硬度によって、ずいぶんと味の違いが変わるものなのです。ヨーロッパでは、苦みの強いエスプレッソが主流となっていることも、こうした水の性質が影響しているのかもしれませんね。

 

■水道水で美味しくコーヒーを淹れるコツ

日本の水道水は、他国と比べると、高品質だといわれています。もちろん、一番身近な軟水である水道水でも、十分美味しいコーヒーを淹れることができます。水道水を利用して美味しく淹れるポイントをまとめてみました。

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●十分に沸騰させて、カルキ臭を飛ばす

水道水には塩素が含まれています。カルキ臭をともなう塩素は、沸騰させることで軽減させることができます。しっかりと沸騰させることがポイントです。

●新鮮な水を使う

コーヒーを淹れるには、蛇口から出したての新鮮な水が最適。くみ置きしたものや長時間煮沸したもの、何度も沸かし直した水は二酸化炭素が飛んでしまい水本来の味が飛んでしまっているため、使うのは避けましょう。ただし、朝一番の蛇口から出る水は、前日から水道管に溜まっていた水なので、使わないように。必ず、しばらく水を出し続けてからくむようにしてください。

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●ポットのお湯は使わない

保温状態で長く置いていた水も同じく、二酸化炭素が飛んでいます。必ず新しい水を、その都度沸騰させて使ってください。

●鉄分の含まれていない水を使う

水道管が古くなって劣化してくると、鉄分が赤さびとなって水道水と一緒に流れ出てくることがあります。この鉄分はコーヒーの成分であるタンニンと結びつき、味や水色が悪くなることがあります。こうした水道水の場合は、使用を控えましょう。

水道水を使うときにほんの少し気をつけるだけで、コーヒーの美味しさがアップします。ぜひ試してみてください。

 

■コーヒーの美味しさをさらに引き出す「ドリップウォーター」!

いつも飲んでいるコーヒーやお茶の旨みを、さらに引き出してくれるお水があることをご存知ですか?ブルックスのドリップウォーターは、北アルプスのおいしい水にミネラル豊富な海洋深層水を10%ブレンドして硬度を調節。まろやかで柔らかな、日本人の味覚にマッチした硬度30の軟水です。

ドリップウォーターでコーヒーを淹れるとマイルドになり、贅沢な気分でコーヒーが楽しめます。クセのないやさしい味の軟水だから、そのまま飲むことはもちろん、繊細な味や香りを楽しむ緑茶や、素材の風味を活かした煮物や味噌汁、お吸い物にも使えますよ。

 

 

コーヒー抽出液はほぼ水分で構成されていますから、水が美味しければコーヒーが美味しくなり、水が美味しくなければコーヒーがまずくなるのはごくごく当たり前のこと。水にこだわることで、より理想のコーヒーに近づけることができます。ぜひ一度、水による味の違いを試してみてくださいね。

 

コーヒーやお茶の旨みを引き出すお水「ドリップウォーター」

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投稿日:2015年7月16日  カテゴリー:お楽しみ
お水にこだわっていつもよりおいしいコーヒーを淹れてみよう!」への1件のフィードバック

勉強になりました。明日から美味しいモーニングコーヒーが飲めます。

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