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2015
1/15

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世界のお正月~ベトナム編~

20150115

こんにちは。
新年を迎えて早半月、ようやく正月モードから通常モードに戻ってきたという方も多いのではないでしょうか。
今日は、世界のお正月「ベトナム編」と題して、ブルックスのベトナム出身スタッフからのリポートをお伝えします。
 
ベトナムで、お正月というと1月1日の新正月ではなく、旧正月をお祝いするのが一般的なのだそうです。旧正月は太陰暦に基づいて設定されてるので、年によって違い、今年の旧正月は2月19日になります。
 
ベトナムでは旧正月のことを「TET(テト)」といいます。
テトには、「バンツーン(banh chung)」という緑豆、豚肉がもち米でくるまれたベトナム版ちまきや「ムット(mut)」という果物の砂糖漬けといった伝統料理があり、家族、親戚らとこれらを食べてテトを祝うのだとか。
 
縁起が良い色とされる「赤」や「黄」が多様され、家の外にはミカンの木や菊の花に国旗、家の中は、黄色い菊やベトナム北部では桃、ベトナム南部では梅の花を飾ります。また、1年の繁栄を願って大きなお盆に5種類の果物「マムグークア(Mam Ngu Qua)」を祭壇やテーブル供えるもの特徴だそうです。
 

年が明けて最初の来訪者が、その年の運を運んでくると考えられ、一家の主人と相性の良い人を最初の客として招くという話もききました。相性の良い人とは、主人の生まれ年の干支に合う人で、多くのベトナム人は新年の客にそのような人に来訪をお願いするとも聞きました。
日本以上に「1年の計は元旦にあり」という考えが浸透し、旧正月を選んで開業したり物事をスタートする人が多いのだそうです。
干支といえば、日本の干支にある「卯」がなく、日本の干支にない「猫」がベトナムにはあるにのも驚きました。
 
日本と同様に「お年玉」が存在し、旧正月は、お世話になっている人たちにお年玉やギフトを贈る機会ととらえているそうです。
年賀状も、日本ほどではないようですがあるとのこと。
 
世界は狭くなり、近いと思っていたベトナムですが、知らないことだらけ。
今日はベトナムのお正月についてでした。

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投稿日:2015年1月15日  カテゴリー:お楽しみ

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