BROOK’S OFFICIAL BLOG(略してBOB)

2016
3/17

コーヒーの歴史

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■    世界中で愛される飲み物になったきっかけは?
皆さんが普段、飲んでいるコーヒーですが、レギュラーにインスタント、缶コーヒーにコーヒー牛乳、お菓子にアイスなどの加工品も含めるとたくさんの商品が売られており、街を歩けばいたるところにたくさんのカフェを見かけます。
世界中で最も多くの国で愛されている嗜好品として日本人の生活にすっかり定着したコーヒー。その始まりとは一体どのようなものだったのでしょうか?

 
■    コーヒーはいつから広がった?
植物としてのコーヒーはアフリカ原産で約3000万年前から存在していたと言われています。では、飲料として定着したのはいつ頃なのかというと…
①     9世紀のエチオピア起源説
②    13世紀のモカ(イエメン)起源説
③    15世紀のアデン(イエメン)起源説
と3つの説に分かれるようです。
いずれも伝説と言えるほど大昔のお話ですが、今回は発見ではなく「嗜好品」として広めたという点から「起源」とされる③のアデン説についてお話しします。

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■    嗜好品として広めた功労者「シーク・ゲマレディン」
シーク・ゲマレディンは15世紀当時のイエメンの首都アデンに住んでいたといわれるイスラムの学者です。15世紀の中頃、ゲマレディンがエチオピアを旅した際、初めてコーヒーと出会ったそうです。
帰国したゲマレディンは、エチオピア滞在中にコーヒーを飲んだときに感じた、リフレッシュ感や眠気が紛れたことを思い出し、夜に祈りを捧げる回教徒たちにコーヒーを勧めたところ、現地で大流行。やがて学者や学生、旅人や芸術家といった、昼間の暑さを避けて夜間に働く人々に嗜好品として流行していったそうです。

大昔から現代と同じように嗜好品として愛されていたというところが面白いですね。
現地の回教徒たちは自身が崇める神へ祈りを捧げた後、コーヒー普及の功労者であるゲマレディンに対し、「ゲマレディンが常に楽園にいますように」と彼に思いを馳せつつコーヒーを飲んだそうです。

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コーヒー大好きの皆さんも、たまにはゲマレディンを思い浮かべながら飲んでみると、いつもと違った味がするかもしれませんね。銘柄はゲマレディンがコーヒーと始めて出会ったエチオピアにちなんで、モカなんていかがでしょうか?

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投稿日:2016年3月17日  カテゴリー:コーヒー豆知識

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