BROOK’S OFFICIAL BLOG(略してBOB)

2015
4/9

コーヒー豆ができるまで3 ~収穫から精製まで(前編)~

こんにちは、BOBです。
今回は「コーヒー豆ができるまで3 ~収穫から精製まで(前編)~」についてです。
(前回の「コーヒー豆ができるまで ~実の収穫~はこちら)
 
真っ赤に熟したコーヒーの実の収穫には2通りの方法があります。
人の手で一粒づつ収穫する「手摘み」と、熟した果実を棒切れなどで叩き落として収穫する「落果」です。
「手摘み」による収穫は、小規模な農場や機械の導入が難しい山の斜面にある農場で採用され、コロンビアやグアテマラなどアラビカ種の生産地で主流の方法です。
「落果」による収穫は、機械の導入が進んだ大きな農場などで採用されています。コーヒーの木の列の間を、機械が進み、回転する棒のようなもので実を叩き落として収穫。この方法はブラジルやエチオピア及びロブスタ種の生産地で主流の方法です。
 
いずれかの方法で収穫された実は次に、果実から生豆部分を取り出されます。
この、コーヒーの果実から生豆を取り出す作業を「精製」といいます。
精製は農園内で行われることが多く、コーヒー豆の品質と味の決め手となる重要な工程です。
20150409
精製にも2つの方式があります。
水を使わず天日によって実を丸ごと乾燥させて生豆を取り出す「非水洗式(アンウォッシュド)」と、大型の水槽に果実を漬け込み、外皮を洗い取る「水洗式(ウォッシュド)」です。
 
「非水洗式(アンウォッシュド)」と「水洗式(ウォッシュド)」、2つの精製については、次の機会にお話ししますね。

この記事はどうでした?記事の評価をお願いします♪
「面白かった」 (51) 「まあまあ」 (7) 「いまいち」 (5)
投稿日:2015年4月9日  カテゴリー:コーヒー豆知識
コーヒー豆ができるまで3 ~収穫から精製まで(前編)~」への4件のフィードバック

こんにちは、BOBです。ご愛読ありがとうございます!回答までにお時間いただき、申し訳ありませんでした。

コメントいただいたカゴについて、画像で確認できないので100%同じものかわかりませんが、こちらで調べましたところ、収穫時に使用する黄色いカゴは「ココ(Coco)」という名前だそうです。

コーヒー豆を収穫する時にコロンビアの皆さんが使っている黄色いカゴの名前を調べているのですがご存知でしょうか?

豆はコーヒーになるけど、コーヒーの実は食べられるんでしょうか??食べれるのなら旨いのかなぁ?

面白くて良かったです。

コメントを投稿する

投稿されたコメントは承認されるまでは表示されません。



post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)