話ことばで日常を面白おかしく切り取ったり、感じたことや気持ちをストレートに表現する川柳。1980年代に訪れた川柳ブーム後も、川柳を募集するキャンペーンや懸賞も多く、そのような情報をまとめた公募ガイドも存在するなど、根強い人気を保っています。
川柳の魅力は季節や自然、思ったこと、感じたことなどをなんでも自由に表現できるところ。特別な道具も不要で、紙と筆記道具があれば、あとは自分の感性のおもむくままに五七五にするだけ。口語体でふだん話しているような感覚で詠め、俳句と違い季語も必要ありません。生活のいろいろな場面や事柄の中に川柳の題材を探すことで、観察力や好奇心も広がるようです。
BROOK’Sにも、BROOK’S会員(※登録無料)同士が川柳を通してコミュニケーションできる、「川柳かふぇ」という投稿サイトがあります。
定期的にお題が代わり、お題に沿った川柳をBROOK’S会員の皆さんから投稿していただいています。投稿者には、BROOK’S商品と交換できるポイントサービス「マメーポイント」が付与され、貯める楽しみと交換する楽しみ、どちらも楽しめてこれはうれしいですね♪
優秀な作品にはお題ごとに最優秀賞および優秀賞が選出され、最優秀賞はブルックス商品、優秀賞には500マメーポイントが。 投稿しなくても、お気に入りの句を“拍手”で応援した場合にも「マメーポイント」がもらえますよ。
ここで、川柳の楽しさを実感していただくために、5月31日に締切られた3つのお題と、その優秀作品をご紹介しましょう。
皆さん常々、お母さんには感謝の気持ちをもっていると思いますが、「母の日」にあらためて感謝の気持ちを表すプレゼントのことや、母の日のできごとを切り取っています。実際にはその場にいなくても、いつも頼ってばかりのお母さんに思い思いの形で感謝を伝えているご家族の光景が目の前にあるように感じました。
●新しい試み 川柳 暮らしの中に取り入れたちょっと新しいことや、何かの節目に新しくスタートさせることを詠んでいますね。優秀賞の「しおこ さん」は、また新たな子育てが始まったのですね。
●昭和と平成 2018 川柳 平成から昭和へ遡った時のノスタルジィや時代間のギャップをおもしろく表現しています。
最優秀賞の句には、BOBも思わず「わかる~!」と頷いてしまいました。
基本となる五七五というスタイルに決まりはありますが、話題や表現、言葉などはふだん使っているまま。これを読んでいる今も、周りを見渡せば、川柳の題材になりそうなものが見つかるかもしれませんよ。
投稿された句を「拍手で応援」から始めてみるのもテですが、興味をもった方は『まず一句』にチャレンジしてみては?
2009年から川柳投稿サイトを開設、2015年『川柳かふぇ』にリニューアル。募集したお題も100を超え、リニューアル前から投稿を続けてくださる方もいらっしゃいます。本当にありがたいことと、感謝の気持ちでいっぱいです。わたし達も皆様の投稿作品にほほえんだり、元気づけられたり、秀逸作品に拍手をおくったりと楽しませていただいています。これからも、より皆様に楽しんでいただける川柳投稿サイトをめざしたいと思います。
皆様、投稿・拍手でますます『川柳かふぇ』を盛り上げてくださいね!よろしくお願いいたします。
「川柳かふぇ」 ⇒ こちらから