みなさま、こんにちは!
先月末に緊急事態宣言が全国的に解除となり、現在は誰もが今まで通りの生活に近づこうとしている途中かと思われます。
それでもなかなか警戒を解ける状況にはならず、一筋縄ではいかない状況を見聞きして不安になる方も多いかもしれません。
人間は不安になったとき、その不安に向き合い、想像力を働かせて判断・行動することで未来の危険なことから身を守るようにできているそうです。
…そう言われると、確かに必要な感情かもしれませんが、できれば何も気にせず気楽に過ごしたいというのが本音ですよね。
不安や悲しみといった、一般的には負の感情に見舞われたとき、よく音楽によって救われた!といった話を多く聞きます。
個人的なお話をしますと、何も考えたくないような時、自宅でスローなジャズを聴きながらぼんやり…、また実際に生で演者を見るライヴでは、色々なモヤモヤが吹っ飛ぶような重低音を爆音で聞くのが好みだったりします。
個人の好みが出るものですし、万人に共通するわけではないと思いつつ、いったいどんなジャンルが不安なときにいいのだろう?と調べてみたところ、ヒーリング系のゆったりした曲や背中を押してくれるようなアップテンポなポップスかと思いきや…もともと聞いていたヘヴィメタル(!)が不安解消に向いているという説を唱えるお医者様のお話が目に留まりました。
まずその前にヘヴィメタルとは何か。
ジャンルではロックに分類され、ハードロックと明確な境界がないとのこと。
ボーカルのシャウト、早弾きのギター、重低音のベース、テンポの速いドラムのリズム…あたりがイメージでしょうか。
いろいろ難しいお話は省略しますが、ヘヴィメタルは怒りや孤独、絶望感などを表現する楽曲が多く、ストレートに作用するメッセージ性が多い音楽だからこそ、聴くことで不安や孤独感といった自分一人ではどうにもできない心理状態を一時的にでも軽減する可能性があるというお話でした。
また、とある海外の大学の研究では、ベースの音を聴いた人は力と自信が湧いてくるような心理的効果も見られたそうです。
世界的なヘヴィメタルバンドが多く輩出されている北欧では、長い冬と曇天が続くため、程度の差はあっても
冬季うつといったように心身のバランスを崩される方も多いといわれます。
その感情に向き合い、解消する方法の一つとしてヘヴィメタルを取り入れているのかも…と考えると今回目にしたお話も当てはまるような気がしています。
余談ですが、フィンランドでは、多様性を知る一環として音楽の授業で子供のころから
ヘヴィメタルもクラシックも同じように学習するとか。
とはいえ、音楽の好みは人それぞれ。
このお話読んでみたけど、好みはちょっと違うの…という方に、こちらはいかがでしょうか?
※こちらは去年のイベントの模様です。
自然の中で自由きままに過ごすココロとカラダが喜ぶ特別な時間 “CAMPLUGGED”を今年も10月に開催予定!
ブルックスホールディングスが主催、
自然に恵まれた広々とした屋外での、音楽ライヴ、ワークショップ、食、アート、アクティビティと盛りだくさんで計画進行中です。
イベント詳細は、こちら
https://shop.biotopia.jp/event/apply/detail/20200601others01
で随時更新してまいります。
この秋のご予定に加えていただけると幸いです。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
※不測の事態により、予定は変更となる場合がございます。Webにてご確認ください。