桜の開花宣言をテレビで見ていました。
気象庁の方が目視で咲いている桜を数えたあと多くのカメラの前で開花宣言をすると、一斉にシャッター音や拍手が聞こえてきました。
それを見ているだけでも、日本人にとっていかに桜が特別なのかを感じさせられます。
目視で開花を判断するところもノスタルジーを盛り立てるのかもしれません。
桜が花を咲かすのは365日のうちのほんの1週間足らず。
満開が過ぎて散った後も、風に舞い上がる桃色の花びらは私たちを立ち止まらせる美しさがあります。
そのタイミングでしか見ることのできない儚さが、今でも私たちに刹那な感動を与えてくれるのでしょうか。
忙しい方たちも、たった1秒でも立ち止まって桜を感じてみませんか。2016年の桜はこの時期しか見れないのですから。