「おつきさんの中にウサギがいるよ!」
自分が幼かったあの頃とまったく同じフレーズを子供たちと話しながら今年も中秋の名月を見上げました。
顔を出したばかりのオレンジの大きな月を楽しみにしていましたが、私の住んでいる場所からは見ることができず、午後7時くらいまで待ちました。
あたりの空も月の明るさで照らされて、とても堂々としていました。
一方住宅街の街は時折家路につく人がぱらぱらと通り過ぎる程度で、月の華やかさとは対照的で、家々から漏れる明かりはカーテンに閉ざされていました。
それがとてももったいない気がして、お向かいのおばあちゃんを呼びに行きました。そしてしばらくみんなで大きな月を見上げていました。日本中ではどれだけの人が見上げていたのでしょうか。