7歳の息子と大好きなサッカー観戦に行った時のこと。注目の一戦だったこともあり会場はすごい人でした。気付くと息子がいません。席がなくなっては!と走って行ってしまったのです。その後、持たせていた携帯電話から電話が。
「ママ、ここへ来て」
「ここじゃわからない。どこなの?」
「ここだよここ!真ん中のあたり」
そうこうしているうちに応援合戦が始まり電話の声が聞き取りにくくなってしまいました。何度電話しても一向に会話はラチがあかず、私のボルテージもサッカーとは別のところでヒートアップ。
そこでメールに切り替えてママは困っているのでとにかく一度出て来い!と伝えると、
『ぼくもないています』と返信が。パンチのあるメールの書き方を彼は案外知っていました。