「女の相談事は答えを求めない」そんな表現はいつからあるんだろう。
それはミクロではなくマクロな視点を持った人じゃないと思いつかないだろうから、伊能忠敬が日本地図を描いた頃だろうか。それとももっと昔、数々の女性を知る古代のモテ男だろうか。
西暦2010年代。SNSが地球を席巻し、文章としてまとめなくても世界中に思い付きを発信できる時代に私は住んでる。仕事仲間も、ママ仲間も、親戚も小さなトークグループを作って連絡事項を伝達できる。メールのように文章として組み立てることを省略してしまうそのトークグループは時としてカオスだ。
田舎の母からの連絡事項は報告なのか愚痴なのか「おつかれさま」の一言を待っている。
ママ仲間の飲み会はお店の多数決が始まり場所が決まらない。
みんなが互いを気遣って、反対意見にも自己主張にも振り切らない。
ジェンダーフリーを主張する時代ではあるけど、SNS上で女性は益々女性化してるような気がするなぁ。