島根を出てきてから、もう20年以上経つとのいうのに。
日常のちょっとしたシーンで、あ、この人東京出身じゃないなと気づくことがある。
標準語をしゃべっていても、一文字のイントネーションだったり、パーソナルスペースの取り方だったり。
先日整骨院で、こちらからは相手の顔が見えない状態で話しかけてきた女性は、明らかにそうだった。名前も(顔も!)知らないのに、妹みたいで懐かしい気持ちにすらなる。
富山出身だという彼女は上京してまだ1年半で、地方出身だとバレないように気を付けているらしかった。自分にもそんな時期があったのを思い出し、二人で大笑いしました。
私の地方出身者探知機は、何十年経っても人とのコミュニケーションに役立ってるのかもしれない。
23年前に島根を出て東京に就職。今は地元島根に根を張り腰を下ろしたところです。当時の出雲弁の恥ずかしさは今でもはっきりと覚えています。今は全国各地どこへ行っても出雲弁全開です。今思うと当時はどうしてあんなにも恥ずかしかったのか、まだ10代だった自分に聞いてみたいですね。きっとかっこつけたっかただけなんでしょうけど(笑)なんだか懐かしく、心の中でクスッと笑えるコラムをありがとうございました。
Posted at 2018.09.23 by ブルーム