先日の富士登山。13歳の甥っ子がはるばる飛行機でやってきた。
あっという間に私の身長も追い越して170センチ超。携帯電話もゲームも知らない甥っ子はとにかくよく食べる。「いただきます」といつものように穏やかに手を合わせ、お茶碗に米粒一つ残さない。そして何事も「はい」ではなく「うん」と言いその純朴さにオバちゃんは心を打たれる。
富士山の山小屋でも飲み終えた紙パックのお茶を綺麗に折りたたんで、姿勢よくみんなが食べ終わるのを待っていた。
後ろから追いかける私を待たずに、自らの携帯電話で「7合目ついたー」とメールをしてくる我が息子と血筋は同じはずなのだが。
とりあえず、いただきますと手を合わす習慣から真似てみようと思う。