ある雨の日。自宅から車で2時間の場所へ一人ドライブしてふと感じたこと。
同じ県内だというのに初めて通るその道は異国のように感じました。どの町にもそこに毎日暮らしてる人がいて、道路に面した自動車整備工場や、ぽつんとあるバス停。そこに住む人たちにとっては当たり前の景色。
ふと、全然様相は違うけど先日旅行したタイの街並みを思い出しました。タクシーの窓からその時の自分の感性全てで町を観察し、ああ、これがタイという国なんだなと消化しようとしていた自分。
旅行者は町の一瞬の横顔を経験して、記憶の中にその国の看板を立てる。
同じ県内だってまだまだ知らない横顔ばかりだから、町内にだって知らない横顔が潜んでいるんだろう。