ゲリラ豪雨だったある夕方のこと。妊娠9ヶ月の2児の友人が、ちょうど子どもたちを連れて帰宅するところに遭遇。彼女の家は、そこから坂道を登り徒歩20分くらいの場所にあります。ちょうど自分の自宅近くだったので、車を取りにいき彼女のお家まで送ってあげることにしました。
到着して彼女たちが下車するとき、ほんの、ほんの一瞬間が空いて、何たることか私は「じゃあ千円」と親父ギャグかのごとく発してしまったのです。そしてまたほんの、ほんの一瞬間が空いて「ほんとそうですよねぇ」と申し訳なさそうにするので、ものすごく後悔しました。そしてなんと翌日、帰宅するとドアノブには、お礼のお菓子が掛けてありました。
彼女は、「千円は真に受けてませんよ」と言ってはくれたけど…。