先日息子が、「図工で色画用紙が必要なんだ」と言ってきた。
あいにく家には白い画用紙しかなかったので絵具で好きな色を塗っていけ、と手渡した。
最初は刷毛で丁寧に塗っていたのだけど、気分がノッてきたのか気づけば手のひらで絵具を塗り始め、何枚かつくるうちに抽象画のような素敵な色画用紙が出来上がった。
最近は様々なものが100円ショップで手に入るので、「100円ショップで買えます」というコメント付きで学校からのお手紙でいろんな持ち物を要求される。わたしも100円なら、とついつい買って済ましてしまうことも多い。だけどいつでも買いに行けるわけでもないし、「なかったらどうする?」という頭は使わなくては鍛えられないと思う。
図工に限らず専用品に頼らないという考えは、新しくものを生み出すことに導いてくれるのかもしれません。