2016
8/4
先日1年強働いていた職場を退職しました。周囲はあまりに優秀な方ばかりで、最初から最後まで自分の力不足を感じていました。
最終日近く、上司の自宅でホームパーティーが開かれました。私はその準備係を買って出て料理を担当することにしました。
他人(しかも上司)のキッチンでの料理は色々と不安もありましたが、いつも我が家でのパーティーで作る品を3品ほど作りました。するとどうでしょう。パーティーが始まって間もなく数人がキッチンへやってきて「これあなたが作ったの?」と口々に。そこの職場にはママさん社員もたくさんいましたが、あまりの忙しさに毎日外食やお惣菜というママさんも少なくありませんでした。しかもあまり話したことのない家主の上司まで、レシピを教えて欲しいと翌日わざわざ自席へやってきました。
結局1年強そこで働いて、一番褒められたのは料理でした。でもそれをきっかけに話題も増え、力不足だった自分も清々しく退社することができました。
2016
7/28
先日義母の誕生日祝いで花束を買いました。
大きな紫陽花や濃い色のカーネーションなどを入れてもらい、とてもシックで綺麗にまとめていただきました。花屋さんは移動を考慮して花束専用の大きな袋に入れてくれました。
花束を渡す役は息子である主人。お願いね、とそれを主人に渡すと、主人はその「袋」に入ったままの状態で渡そうとするのです。それではせっかくの綺麗な花が見えません!
慌てて袋から取り出し、花束の状態で義母にプレゼントすることができましたが、こういうシチュエーションはよくあります。
花屋ではなくても「お渡し用の袋入れておきますね」と予備の袋を入れてくれるお店があります。せっかく綺麗に包装されているのに、紙袋の手提げ部分を持って相手にプレゼントするのはちょっと勿体ない気がします。日本人の照れ隠し?のような気もしますが、やっぱりプレゼントは中身を出して渡してもらった方が私は嬉しいなぁ。
2016
7/21
先日、日本の伝統芸能を見に行きました。あまりの人気で事前のチケットを取ることができず、当日の朝、発売時間の1時間半前に行って並びました。
その時点で私は10番目くらいで、どんどんと人が集まり始めました。当日券の座席には限りがある上、一人一座席しか確保することはできません。それ以外は立ち見、運が悪ければ入場すらすることもできなくなります。
人気の伝統芸能とあり、外国人観光客の姿も少なくありません。そんな中、一人の外国人男性が不安そうに並んでいました。入場できるかぎりぎりのあたりに並んでいます。
やがてチケットの発券時間になるころ、とあるおばチャンがその彼に話しかけ身振り手振りで彼よりもずいぶん前に並んでいた自分の場所を譲ってあげていました。
そして入場したあと。たまたま彼と近くの席だったのですが、ちゃっかりと自分の彼女の席も確保していたようで、ずい分後からやってきた彼女と仲良く座っていました。
おばチャンよ、どうかその姿を見ないでくれと睦まじい二人の姿を一人勝手に見守ったのでした。