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2017
7/27

最近いろんな形をした流しそうめん機がでていて、欲しい欲しいと家族からリクエストを受ける。ちょっぴり私も欲しいなと思うんだけど、すぐ壊れないかな、洗うの大変そうと考え渋ってしまう。
でも何より、私には買わなくてもいいと余裕に構えさせる理由がある。それは本物の流しそうめんを体験したことがあるということである。高校時代に同級生宅へ泊まった日の午後、友人のお父さんが「流しそうめんをしよう」と言い出し裏山から竹を切ってきた。その節を器用にそぎ、連結し、井戸水を利用して立派な流しそうめんをご馳走してくれた。その記憶は20年以上たった今でも色濃いのだ。
本物の「流しそうめんを体験する」ということは、ひょっとしたら「イルカと泳ぐ」とかと同じくらい人生に一回体験すれば余裕を持って人生を送れるものの一つじゃないかと思う。夏休みの日常は実はそんな出来事であふれているんじゃないだろうか。

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2017
7/20

今朝、新しいスカートをはいて保育園へ娘を送ったら、娘の友達に「それ、新しいスカートでしょ」と言われた。4歳児あなどるなかれである。
そんなことを電車で思い出したら、どこかにタグが付きっぱなしなんじゃないかと気になり始めた。10年ほど前、新しいGパンを”size 28”とかいう長いセロハンテープみたいなのをつけたままはいていたことがある。そして記憶は芋づる式にもっとひどかったものを思い出した。
大学の入学式。地方からでてきて友人が一人もいない中、ジャケットの首根っこに値札をつけたまま参列したこと。前日母に銀座で買ってもらったジャケット。一人暮らしのアパートに戻ってからの発覚。「高いの買うといてよかったわぁ」と関西人の母が笑い飛ばしてくれたのがせめてもの救いだったという懐かしい記憶。

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2017
7/13

大好きな脚本家の「離婚」と名の付くDVDを借りてきた。
それをテレビの前にぽいっと置いといてしまったもんだから…。まず、9歳の息子がやってきた。
「ママ、こんな映画借りてこないでよ」
「え?それママの大好きな脚本家さんのなんだ。面白いよ、あんたも見る?」
「見ねぇ!」
そして数日後旦那がやってきた。ちょっと半笑いで下手(したて)に伺うような口調でやってきた。
「ね、ねぇ。なんでこんなの借りてきたの?」とDVDを右手で軽く持ち上げる
数日前にも見た同じ光景に私はちょっとため息が出る。
タイトルに少しコミカルなフォントを使っている意味がそのときわかった。「離婚」という言葉が重過ぎるのだ。
それにしても気になったのは旦那はどうしてあの時、ちょっと半笑いだったのか!(笑)

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