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2016
3/25

桜の開花宣言をテレビで見ていました。
気象庁の方が目視で咲いている桜を数えたあと多くのカメラの前で開花宣言をすると、一斉にシャッター音や拍手が聞こえてきました。
それを見ているだけでも、日本人にとっていかに桜が特別なのかを感じさせられます。
目視で開花を判断するところもノスタルジーを盛り立てるのかもしれません。
桜が花を咲かすのは365日のうちのほんの1週間足らず。
満開が過ぎて散った後も、風に舞い上がる桃色の花びらは私たちを立ち止まらせる美しさがあります。
そのタイミングでしか見ることのできない儚さが、今でも私たちに刹那な感動を与えてくれるのでしょうか。
忙しい方たちも、たった1秒でも立ち止まって桜を感じてみませんか。2016年の桜はこの時期しか見れないのですから。

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2016
3/18

人生40年にして初めてハマっているものがあります。
マンガです。きっかけは日本文化が大好きなインドの友人でした。
その彼はインドに住んでいますが、日本を好きになったきっかけがマンガだったというのです。日本に旅行したことはたった一回しかないのに、今ではマンガのみならず日本料理、百人一首、歌舞伎、政治……とまるでおじいちゃんか!というくらいです。
彼と話していると私の知らない日本がどんどん出てきます。
日本人同士で会話をしていてわからない歴史分野が出てきても「苦手だから」と逃げられるのですが、不思議なもので外国人相手だと知らないとは言いにくいもの。
いつのまにか彼の影響で自分の出身地の歴史や日本の文化についてもっと知りたいと思うようになりました。
そして今ハマっているのがマンガです。マンガは絵もあり情報を収集するには時短にも最適。まさに日本の素晴らしい文化だと気付かされました。

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2016
3/11

海外から来日して3週間になる知人が、いまだに富士山を拝めないという。
ついこないだまでキンキンな空気で、綿帽子をかぶった富士山が関東地方の電車の中からも拝めたのに気が付けば春になっていた。
春霞とはなんとも綺麗で、日本的な表現だろうと思う。正体の一部は黄砂だと知ったのは大人になってからだけど、いまだに「春霞」という響きの美しさに救われてるような気がする。
春とは日本人にとって特別な季節。別れあり、出会いあり、その体に染みついた感覚を入学卒業がなくなった大人になってもなんとなく享受する。
私はといえば、顔はマスクで覆いながらも分厚いタイツを脱いで足首に抜ける南風に春を楽しもうと思う。

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