2015
10/23
お隣のアパートとの間にある小径に木が茂っている。ちょうど我が家のキッチンの裏にあり借景として楽しませてもらっていた。
それが今朝お隣の大家さんと雇われた庭師さんに挨拶をされ、雨どいに詰まって大変なので全部切らせてもらいます、と。
自分の土地でもないのでいいですよとしか言いようはない。
すると庭師さんが言うのです。
「あのもみじは残しましょうか?キッチンから見えてきれいでしょ?」と。
「僕は庭師なのでできれば残す方向で綺麗にしたいんです。」とおっしゃる。
遅刻しそう!とバタバタと家を出てきたところでしたが、なんだかとても清々しくなりました。
帰宅してスッキリしてしまった小径に、同じ長さに切って綺麗に積み上げられた枝の束にも職人さんの愛を感じたのでした。