近所の駐車場に３ヵ月も前から巨大な犬のぬいぐるみ（1m程）が放置されている。ゲームセンターの景品らしきそのぬいぐるみは誰かがいらなくなったものだろう。こんな所に放棄して。と最初は不快に思ったのだが、風の強い日には大きな耳がたなびいて顔を隠し切なそうな表情を見せ、近所の子供がいたずらするのか時々場所を移動する様は生きているかのような錯覚を覚える。
最近わざわざその存在を確認して安堵している自分に気付いた。子供のころ通学路にいたお地蔵さんのように。いつかそのぬいぐるみが撤去されるとき心にちょっとした穴が空いてしまうかも、と思う。

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ネットで靴を買ったら運送屋さんがやってきた。流行りのふるさと納税を申し込んでも運送屋さんがやってきた。実家の帰省には往復ともに送るスーツケースで期間も地元もバレバレで少々気恥ずかしい。
その上自宅に車がないときは配送を後回しにしてくれるし、近所の道で運送屋さんの車とすれ違ってもあいさつをしてくれる。
世の中の流行りや一家庭の動向を一番把握してるのはひょっとしたら運送屋さんかもしれないと最近思う。運送屋さんの街への密着度は町内会長にしたいくらいだ。

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毎日毎日「時間がない」と騒いでいる私。
何かのテレビで見た、とある若手社長の真似をしています。それは下着、靴下を全て同じにすること。それも主張のない色で統一。それまでの私はショッキングピンクの靴下など主張の強いものを沢山持っていて“これを履くとあの色のズボンは履けない”など余計なところに時間をとられていました。
しかし、この時短法を取り入れてみたところ、仕事で選択をせまられたり、今日の洋服を選んだり、夕飯を考えたり、、、。そんな選んだり考えたりする事に、時間をちょっとだけ多く回せるようになりました。

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