去年の話になりますが。小学5年の息子がサンタに頼んでいたベンチコート（スポーツ選手がベンチで着ているロングコート）。
受験を志望する彼は12月いっぱいで長年続けてきたサッカークラブを退部することになってたので日常の防寒用だなと解釈していました。そんな12月のある日、選抜メンバーではないのに試合のメンバーで招集をかけられました。
倉庫に隠してあるコート。クリスマスまで待つか、親からのプレゼントとして今渡すか。
悩んだ末に試合当日の朝両親から「最後の試合、がんばって」と仰々しく渡しました。（8千円もしたんだから当然）
とてもうれしそうにそれを受け取り、シュートまで決めてチームは初の優勝。
一方、サンタからの贈り物は図書券2千円分となり“まくら元映え”もしませんが本人はとても喜んでくれました。
新しい年が始まりました。特に今年は年号も変わる節目の年。
贈り物に限らず、いろんなタイミングを大切にいろんなことに挑戦する一年にできたらいいなと思います。

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師も走る師走だというのに、愛用の電動自転車が壊れてしまいました。
子どもを乗せるために購入しましたが、それ以上に荷物の積載力に頼り切っていました。
24本入りのビールを買って、その上に８キロの買い物バッグだってクリーニングのワイシャツだって運べます。子供が小さいころは3人乗りの上にリュックやバッグを表面張力するほどひっかけて随分負担をかけました。
新しいものを早急にと思うけど、1台10万もするんです。色々入用のこの時期に簡単に判断ができません。
そして昨夜。今度は購入後3年のドライヤーがいきなり勢いをなくし始め、ついにはうんともすんとも言わなくなりました。私と娘は髪の毛びしょびしょのままタオルを敷いて寝ることに。
この忙しい時期にどうして。と思うけど、きっと誰かが言いそうな「身代わり」と思い無事に年末を迎えられたことに感謝しようと思います。
今年も、コラムをお読みいただきありがとうございました

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約束をしてもいつもドタキャンする女の子がいる。
出会った当時彼女は高校生で、ちょっとフワフワしてて、なんとなく“ドタキャン”がサマになってた。
そんな彼女はもう35歳になった。
2年振りの約束を、また彼女はドタキャンした。
彼女を見る目がいつの間にか母親色になっていた私は、注意しよう、かな。と少し考えていた。すると今度はドタキャンのドタキャン連絡が入った。
ドタキャンガールはデザイナーになり、そのフワフワした眼差しの中にも世の中を知ったのだろうか。ドタキャンガールが持つ特権を私は一生かかっても手に入れることはできないなと思う。

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