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2016
1/8

2015年の大みそかの日、家族の口からはそろって「年末って感じがしないね」という言葉が聞かれました。
今年のお正月は暖かかったなと感じた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
私は毎回年末年始を実家のある島根で過ごすのですが、今回は楽しみにしていたスキー場も営業を見合わせていました。
寒ければ寒いで不満もあったりするのですが、お正月の記憶はまさに“肌”で記憶していたんだなと感じました。
温暖化が騒がれる昨今ですが、20年後も40年後も年末年始は「寒~い」といいながらこたつにもぐり込む、そんな未来であるようにと年の初めに願うのでした。

2016
1/1

お正月といえばカードゲーム。新年1本目はそのカードゲームのお話です。
カードゲームの王道、神経衰弱は記憶力と直観力が試されるゲーム。ある日、トランプではない絵柄だけ描かれたユニバーサルデザインのカードで神経衰弱をやってみたときのこと。
小さいころから神経衰弱には自信があったのですが、なかなか同じ絵柄が見つけられないのです。なんでだろう?と考えてみたところあることに気が付きました。
それは絵柄はトランプに比べて記憶することが難しいということ。トランプの場合、2とか9というように、見た瞬間に少ないエネルギーで記憶を収納することができるのですが、絵柄の場合はそうはいかない。黒っぽい三角の付いた葉っぱのような絵柄、とかカラフルな円形の…などととにかく時間がかかる。2016年、記憶力を鍛えるためには、“いかに情報をコンパクトに収納するか”かもしれません。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

2015
12/25

小さいころから写真が好きで、ここ10年はデジタルの一眼レフカメラを愛用していました。レンズも用途によって付け替えて旅行の度に大きなカメラを抱えて出かけていました。数か月前それを夫に貸したのですが、電車でなくしてしまったのです!
責任を取るよと夫が新しいカメラを買ってくれることになりました。彼なりに時間をみつけていろいろ調べて選んでくれました。
なのにどうでしょう。私のカメラへの興味が一気に冷めてしまったのです。
反対にいろいろ調べたり店員さんに聞いたりして買った夫が一気にカメラ好きになったではありませんか。
身銭を切ったかどうかの違いがあからさまに出てしまいました。
カメラに限らず、大事なものや芸術は自分の金で買わないとだめだなと再確認した出来事でした。