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2016
12/8

お歳暮の季節になりました。今では、だいぶ簡略化されたように思いますが、どのくらいの市場なのでしょう。私が個人的にいただくことはまずありませんが、時々夫の仕事関係の方からいただくお歳暮は、結構うれしいものです。
実は、お歳暮と聞くたびに抱く、ちょっとした憧れがあります。
それは生きた伊勢海老です。生きた伊勢海老については、いろいろな逸話を聞くことがあります。それを聞くたびに疑似体験をしてしまい、疑いとも憧れとも言えぬ気持ちになってしまうのです。生きた伊勢海老がおがくずから暴れだし、ゆでる時は全力で蓋を封じる。時にはいたたまれなくなって川に逃がすという、信じがたいエピソードがたくさんあります。
そんなやりとりが、今年も日本のどこかで行われているかと思うと、なんだかわくわくしてしまうのは私だけでしょうか。そしていつか本当にいただいてみたいものです。生きた伊勢海老。

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2016
12/1

本を読みながら人を待っていたら、「読書がお好きなんですね」と話しかけられました。
迷わず「はい」というには、ためらうような状況でした。
その人とは初対面で、たった一瞬の出来事だったからです。
これがスマホだったら「携帯電話お好きなんですね。」とはならないはず。
今となっては本を持ち歩いてる、ということ自体が珍しいのでしょうか。かばんに本が入っている、それだけで読書好きな人というカテゴリーになるのかもしれないですね。
それでも、やっぱり私は気に入ったページの耳を折ったり、書店でジャケ買い(表紙の印象で本を買う)、一行目買い(一行目を読んで本を買う)が好きです。
先日、大学時代の親友の新居へ遊びに行った際、20年前によく二人の話題にのぼった本たちが、場所を変えて、尚勇ましく並んでいる姿を見て、いっぺんに気持ちがタイムとリップしたのでした。

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