
こんにちは。 Hongkyonです。
専門家の方からお茶についてお話を聞く機会があったので、ご紹介します!
茶葉の種類は思ったより多く、
その中から元となる代表的な 「茶葉」は、「中国種」 (主に、日本茶や、中国茶) と 「アッサム種」 (主に、紅茶) の2種類があるそうです。
また日本茶についても、収穫の時期によって、下記のように
いくつかに分類されます。(収穫の時期は静岡県牧の原地域について)
★「一番茶」 4/25頃~5/10頃に収穫。
「ミルイ」と言って、まだ、茶葉が柔らかいうちに茶葉を摘んで作るそうです。
★「二番茶」 6/20頃~7/5頃に収穫。
一番茶よりも、渋みが強くなります。
★ 「三番茶」 7/25頃~8/10頃に収穫。
一部の地域で少量だけ生産されています。
★ 「四・秋番茶」 10月上旬~中旬頃に収穫。
摘んだ 生葉5kg に対して、揉んで乾燥後、茶葉の段階になると1kgに、
その後、荒茶に仕上がると700~800g にまで減少します!!!
さまざまな茶葉の見本をみせていただいた中に、
見たこともない茶葉を発見!!!!
それは、 「ケバ茶」 !?
これは、茎でも、粉でもない中間の状態のお茶です。
見た目はフワフワした、繊維みたいでした。
そして、ぜひご家庭でも試していただきたい
「お茶のおいしい入れ方について」
まず、おいしいお茶とは「苦み渋みのない甘さを感じるお茶」が良いそうです。
以下、おいしいお茶をいれるコツ。
今回は適温にするために湯冷まし(茶道具のひとつでふたのない急須のような道具)を使いました。
1回湯冷ましに移すと、約5℃~7℃程下がります。
【 ①温度 ②5人分の量 ③待ち時間 】
★普通煎茶★
① 70℃程 ② 5g程 ③2分程
★深蒸し煎茶★
①80℃程(湯冷まし2回) ②5g程 ③40秒程
★ほうじ茶★
① 90℃程 (湯冷まし1回) ②7g程 ③20秒程
そして、重要なポイント!茶葉を入れた急須は、絶対振らない!
(今まで思いっきり振っていた私・・・ )
お茶というのは奥が深いことがわかりました。
今回の講習会により日本茶の良さを感じ、これから進んで飲んでいこうと思ったHongkyonでした。
これからはおいしくお茶が飲めそうです・・・。
新茶の「ミルイ」というのは、主に静岡県で使われる方言です。形容詞ですね。まさしく新茶の状態を指し、「まだ若く、柔らかい」という意味です。海松と書いて「ミル」と読む海草が柔らかいから、「みるい」が柔らかいことを示すようになったという説もあります。
面白いのはお茶以外にも「みるい」が使われること。
「このほうれん草、みるくてうんまいねえ」だと、「柔らかい」というプラス表現で、「こんトマトは、みるくて酸っぱいやぁ」だと「若くて熟してない」というマイナス表現です。
また、人間、主に子供にも使い、「うちの孫、上のほうはしっかりしとるだけぇが、下のほうがまだみんるくてねえ」と「幼い」の意味で使ったりします。
「みるい」豆知識でした。
りるびーさん!!豆知識ありがとうございます!!
なるほど~、お茶の用語だけかと思いきや、静岡県ではいろいろ「みるい」の言葉の使いかたがあるんですね!!しかも使い方によってはかわいいですね。
み、みるい!
遠州弁!?
逆にお茶用語だったの?って感じです。
そうそう、「若い」とか「未熟な」という意味…だそうです(^^;) 若い世代は使いませんね。60代の母は知っていますが。
ちなみに、「みるい」+「ら(~だよね?のような意味の方言)」で、「ミルイラ」という名前のかわいい車(まだ一般道は走れないと思いますが)がありますよ。「まだ未熟じゃないの?」って感じですかね。