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こんにちは、ぱん田です。 今回も前回に引き続き、 コーヒー豆のグレードについてのお話です。 |
コーヒー生豆は生産国毎に品質の認定が厳しく管理され、
『畑の標高(地域)』、『生豆の粒の大きさ』、『精製方法(度合)』等の
基準で厳格に等級づけされています。
前回『畑の標高(地域)』の話をしたので
今日はコーヒー豆のグレードを決める要素のうち
『生豆の粒の大きさ』と『精製方法(度合)』について。

『生豆の粒の大きさ』を基準に品質を認定している国は
タンザニア、ケニア、コロンビアなどがあげられます。
ブルックスで扱っているコーヒーの中で、
タンザニア産で有名なコーヒーは「キリマンジャロ」
ケニア産は「ケニアA.A」、コロンビア産は「コロンビア」です。
これらの国では豆の大きさをスクリーンという単位で表し、
7段階程度に分類してグレード分けをしています。
タンザニアでは、「AA」と格付けされたスクリーン18以上の豆を上位に
ケニアでも「AA」と格付けされたスクリーン17~18の豆が
上位にランク付けされています。
コロンビアでは「スプレモ」と呼ばれるスクリーン17~18の豆や
「エキセルソ(EX)」と呼ばれるスクリーン15~17の豆があります。
次に『精製方法(度合)』を基準に品質を認定している国としてブラジルがあります。
混入品(欠点豆)を種類と個数で点数に加算し、そのトータルで品質をランク付けしているのです。
No.2からNo.8のランクがありNo.1はありません。
農作物なので欠点のない豆は存在しないという理由から、このようになっているそうです。
ブルックスでは、タンザニア、ケニア産の豆は「AA」を
コロンビアでは通常輸出用としては
最高グレードの「エキセルソ(EX)」を採用しています。
ブラジル産の豆についても、上位の「No.2」を採用しています。
おいしいコーヒーを提供するには、まずおいしい豆選びから。
ぱん田も、おいしいコーヒーをお届けするためますます頑張ります。
では、今回はここまで。
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