山下公園

こんにちは、ぱん田です。
今日は、ブルックスのある横浜から「山下公園」を紹介します。

yamashitapark.jpg


横浜のシンボル的存在「山下公園」は、日本初の臨海公園です。
海側には数奇な運命を経た氷川丸が係留され、
通りの向こうにはマリンタワーの姿も見え、
絵に描いたような横浜らしい風情のあるエリアです。

1930(昭和5)年に開園した山下公園は、
実は関東大震災の瓦礫(がれき)を埋め立てて造成されたもの。
開園5年後には復興記念横浜大博覧会の開催場所となりました。
山下公園は震災からの復興の象徴だったのです。

そんな秘めやかな歴史のある山下公園には、
童謡の「赤い靴はいてた女の子像」をはじめ、
数多くの記念碑やモニュメントが点在しています。
その中に公園の端に静かに建つ「インド水塔」(写真)があります。

イスラム風の屋根を持つ建物は、
関東大震災時に被災した在留のインドの人々が、
横浜市民から受けた援助に感謝して寄贈したもの。
塔と呼ぶにはいささか小ぶりで見過ごしがちですが、
近くで見ると水飲み場とは思えないほどの風格あるたたずまい。
内側の天井は、美しいタイルのモザイク模様で彩られています。
現在は水は出ませんが、災害時には非常用水として利用されるとか。
2005年には横浜市歴史的建造物に認定されています。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.brooks.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/714

コメント(1)

何度も山下公園には遊びに行っていますが、こんな素敵な塔があることに気づきませんでした。
何気にぶらんぶら歩いていた山下公園にそんな歴史があったことも始めて知りました。
今度行く時は、気持ちも新たに回りを見ながら散策してきます。
お得な情報ありがとうございました♪

コメントする

バックナンバー