こんにちは。分析娘。です。
突然ですが、小学5年生の理科で「ものの溶け方」という授業を
したことを覚えていますか?
私も、過去にそんな実験をやったようなやってないような・・・。
この冬、ブルックス食品安全分析センターのスタッフは、
いくつかの小学校で出前授業をしています。
いつも授業で習っている内容が、社会でどのように活用されているかを感じてもらい、
理科を身近に、そして好きになってもらうためです。
今回はブルックスの製品を使って何かできないかということで、
「レギュラーコーヒー」と「インスタントコーヒー」を
使って実験することにしました。
「ところで、みなさんはレギュラーコーヒーとインスタントコーヒーの違いを知っていますか?」
授業は、こんな質問から始まります。
おうちの人はどうやってコーヒーを飲んでいるかを聞くと、
そのまま粉を溶かすとか、機械を使うとか、紙の上からお湯をかけているなど、
みんな積極的に答えてくれます。今回の授業の内容は「ものの溶け方」。
みんなで溶けるかを予想して、まずはレギュラーコーヒーとインスタントコーヒーを
お湯に溶かしてみました。そうすると・・・・あれ?レギュラーコーヒーはどうして溶けないのだろう?
みんなで考えて意見を聞かせてもらうと、いろいろな意見がでてきますが、
「レギュラーコーヒーは粒が大きくて、粉っぽくないから!」という答えがほとんどでした。
ということで、今度は粉末にしたレギュラーコーヒーを準備。
こうなると、もう大議論。
「粉になっているから溶けるはず」
「いや、レギュラーコーヒーはなにしてもとけない」などなど。
じゃー、実際にやってみよう!ということで、みんなでお湯に溶かしてみました。
すると、やっぱり溶けない?
いや、細かすぎて溶けてるのかわからない?
「こういう場合は、どうやって確認する?」
質問をすると、さすがみんな勉強しています。
「ろ紙をつかってろ過をすればいい!」すると・・・ろ紙にドロドロしたのものが残っている。
ということは???
やっぱり溶けていない!とわかりました。
「じゃあ、作り方そのものが違うんだ・・」
そんな意見が何人かからでてきたところで、
「では、これからみんなでインスタントコーヒーを作ります」と言うと、
「え~!?!?」と、みんな、いい反応をしてくれました。
さっきのろ液を蒸発皿に移して水分を蒸発させ、完全に凝固させた後、ガリガリ削ると・・・
ほら、インスタントコーヒーのできあがり!
ほんの少しですが、作れました!
コーヒーには溶ける成分と溶けない成分があって、
インスタントコーヒーは溶ける成分だけを取り出して粉末にしたものなんです。
こんな感じで授業は終了しました。
子供たちはいつでも真面目に一生懸命聞いてくれます。
積極的で好奇心旺盛で素直でとても感心しました。
そう、香りの違いがわかる子もけっこういたので、それは驚きです!
これをきっかけに少しでも理科とコーヒーに興味を持ってくれるといいなぁと思います。
こんにちは!
いつも楽しみに拝見しています。
今回の記事は勉強になりました。
実は知らなかったんですよね、インスタントコーヒーとの違い、、、。
小学校の時、理科の実験がとても好きだったので、
こういう授業があると知ってとてもうらやましいです。
これからも頑張ってください!
なるほど、面白い取り組みですね。
私も仕事の関係上、出前授業をやったことがあるんですが、子供たちの反応がいいと教える方も熱が入るんですよね。
私は歴史の博物館の職員なのでやるのは社会の授業になるんですが、理科もなかなか楽しそうです。
理数離れが進んでいると言いますが、おいしいコーヒーの技術者がこの中から出てくれるといいなあ。
うわ~これは楽しい!!
是非ウチの子の小学校にも来て下さい!お近くなんですよ~^^v
いつもメルマガ楽しみにしています。
でも20万あたったことないんですけどね~。1万円も・・・
今回ブログをはじめて読ませて頂きました。
インスタントコーヒーの授業、いいですね~。
私も「ほほ~」と思いながら読ませて頂きました。
うちの子は今3年生なんですが、こういう授業とても
おもしろくていいと思います。
これからもブログ楽しみにしてますね。
コメントありがとうございます。
社会の出前授業もおもしろそうですね!
私は助手でしたが、やはり興味を示してくれるとやりがいを感じますよね~。
ウチの息子 小5なんですが 「ああ やったやった」
娘らは「こんな授業なら楽しそう。いいなぁ」
やっぱり身近に感じ 興味が持てたら楽しい授業ですよね
山形まで来てもらいたかったなぁ~
コメントありがとうございます。
お子さんにも興味を持って頂いて嬉しいです!
出前授業で全国を旅できるくらいの人間になれるように頑張りまーす!