インド・ダージリン茶園は今!

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やっと登場できました!
茶葉の輸入を担当している茶レンジャーです。
毎日、紅茶産地の方と話しをしている中で話題に上ったことを皆さんにご紹介していきたいと思います。
第一回目は、インド・ダージリン茶園は今!をお送りいたします。

ダージリン地方の茶園では毎年年末になると
Pruning(日本では“せん枝”というようです)といわれる作業を行います。
機械を使うこともあるのですが、ほとんどは剪定バサミを使って茶木の地面から半分くらいのところを切り落としていきます。

↓ 通常の茶園の様子
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 ↓ せん枝後の茶園の様子
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(実は茶レンジャー、静岡出身なんです。
そこで昨年地元のmy茶園の“せん枝”をしてきました。
これがとっても重労働。
最初は剪定バサミで一本一本切っていたのですが、途中からチェーンソーが登場!
おばあちゃんってすごい!機械って便利!と改めて感じました。)

ダージリンでは
毎年決められた一部のエリアを、
3~5年に一度の周期で木を切り落としています。
この作業により、おいしい茶葉を収穫させてくれた茶木をリフレッシュさせ、
より美味しい茶葉の新芽を芽吹かせることがきるんです。

なんだか人間と似ていますね。
切り取ってから新しい芽が出るまでに約8ヶ月、
収穫ができるようになるのには切り取りから約10ヶ月かかり、
茶木はまたおいしい茶葉を作るために働き始めます。

産地ではおいしいお茶を作るために色々な工夫や努力をしています。

紅茶を淹れたら水面の中にこんな風景を思いうかべてみてください。
いつも以上にその一杯が味わい深くなると思います。

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コメント(1)

おいしいお茶が出来るまでには、大変な労力と時間がかかるんですねえ。これからは有り難味をもって紅茶をいただきたいと思います。
茶園などの写真をまた載せてください。
楽しみにしています。

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