こんにちは。
コナです。
この冬は寒さが厳しく、籠もりがちでしたが、
ようやく暖かくなり、庭木の芽も膨らみ、
クロッカスやミモザも咲き始め、
日ごとに変わる春の彩りに気持ちもはずみます。
主人の田舎、信州でもこれから5月連休にかけては、芽ぶきの時期。
私は、3月のお彼岸、5月の連休…とほんの僅かな期間しか、
体感出来ないのですが、信州での春の訪れは、また格別の趣があります。
この時期、まだ朝晩は深々と冷え、凍える程なのに、
昼間の陽光は徐々に暖かくなり、
空気全体に芽吹きの力が溢れて行くような感覚に浸ることができ、
パワーを貰えます。
出たてのナズナ、ふきのとう。
そして、姑に教えてもらった「おこぎ」「藤の芽」。
おこぎの正式名は「うこぎ」。
出たての柔らかい芽をお浸しや胡麻和えで頂きます。
「藤の芽」も食べられるなんて思いもしませんでしたが、
これも胡麻和えにすると、何とも味わい深く、美味しいのです。
5月の連休には
山ウド、こごみ、よもぎの葉。
ウドの葉はてんぷらに。
こごみは胡麻和えに。
そしてよもぎは柔らかい葉を摘んでよもぎ餅に…。

田舎なので、どれも庭で採ることができ、
採ったそばから、いただくことができるので、
生命力を貰えるようで、
単純な私はポパイのように元気もりもりに(^-^)v
季節ごとに旬のものを頂けるのは、
四季のあるこの日本の風土ならではの貴重なことですよね。
春は、特に、そう感じます。
食が多様化し、日本古来の食文化が薄れがちですが、
伝えるべき「もの」はきちんと次の世代に伝えないと…と
最近、強くに思うようになり(歳のせい?)、
まずは子供に…と伝えてます。
山菜のほろ苦さはまだまだ受け入れて貰えませんが…(^^)
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