こんにちは!分析娘。です。
今年も出前授業に行ってきました。
小学5年生の理科では、食塩などを使って「ものの溶け方」について勉強します。
出前授業では、理科授業と社会のつながりを知ってもらうことによって、
理科の面白さや身近さを感じ、
子供たちがもっと理科に興味や好奇心を持つように促すことを目的としています。
ブルックスといえば、コーヒー♪
実験は『レギュラーコーヒー』と『インスタントコーヒー』を使って進めていきます。
実験に入る前に、コーヒー豆はどのようにしてつくられるか問いかけます。
意外にも、「コーヒーの木!」とか「実の中にある!」と回答が続出して驚きました!
コーヒーの生豆と焙煎豆を配ると、においを嗅いだり、潰してみたり、ちょこっとかじってみたり・・・
みんな興味津々です。 (左が生豆、右が焙煎豆)
次いで、『レギュラーコーヒー』と『インスタントコーヒー』を配ると・・・
「にがい!」とか「いいにおい!」など、これまたいい反応を示してくれます。
(左がレギュラー、右がインスタント) そして、この2種類のコーヒーの
・見た目や色、においなどの違いや感じたこと
・溶けるかどうかについて考えてプリントに書いて、説明してもらいます。
いくつか意見が出たところで、
まずは、この2つのコーヒーをそれぞれお湯に溶かしてみます。
結果は・・・?
『レギュラーコーヒー』はお湯に溶けなくて、『インスタントコーヒー』は溶けました。
では、一体なぜでしょうか?
☆このように生徒に問いかけ、考えて発言してもらう時間が何度かあります。
科学的に考える力や表現力を養うというねらいもあります
今度は、微粉末にしたレギュラーコーヒーを溶かしてみます。
一見溶けたように見えますが、全部は溶けてない・・・
ろ過して確認してみると・・・ろ紙にドロッとしたチョコレートのようなものが残りました。
よって、レギュラーコーヒーは細かくしても溶けないということがわかりました。
最後に、ろ過したコーヒー液から水分を蒸発させた後、削り取ってインスタントコーヒーをつくります。
今回はカセットコンロを使ったので火力がちょっと強かったみたいで、
焦げてしまった班がいくつかありましたが・・・
オリジナルインスタントコーヒーのできあがり~!
さらに、この粉をお湯に入れて溶けることを確認して、実験は終了します。
今回の子供達も元気いっぱいで、楽しく実験することができました
ところで、みなさんはインスタントコーヒーを発明したのが日本人ということをご存知でしたか~?
私は知りませんでした・・・
日本人の発明品がこんなにも世界中で親しまれているほど、日本科学の水準は高いということです。
本当に素晴らしいですね!
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