泥水のようなコーヒーが注がれたカップが並んでいます。
さて、これは一体なんでしょう?
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実はこれ、「異臭、異味、雑味」などの欠点をみながら
入荷前のコーヒー豆の品質をみるカップテストなんです。
フィルターを使わずコーヒーの粉に直接お湯を注ぎ込んでいるから、
泥水みたいに見えるんです。
1カップ1カップ慎重に香りを嗅ぎ、口に含み、異味、雑味が無いかをみていきます。
この作業は「美味しい不味い」をみるというよりも品質を見極める作業なので、全て疑って掛かります。
こんなことばかりしていたら性格が悪くなりそうですが、安定した品質のコーヒーを生産する為に必要不可欠なのです。
それにカップテイスターはみんな優しくて気のいい人たちばかりです。
(一応、ブルックスのカップテイスターの名誉のために・・・)
忙しい時期には数百杯のカップをみるカップテイスター。
お酒、煙草はもちろんですが、普段から味の濃いものは食べ過ぎないように気をつけ、体調管理にも気を配ります。
なぜなら味覚は体調にも左右されるからです。
そして普段からコーヒーだけでなくいろいろな物を貪欲?に食べて味に対する知識を深めています。
そして息抜きのときもやっぱりコーヒーで一服。
あるカップテイスターのお好みはコロンビア、甘い香りとほど良い酸味、コクがあり、とても好きなんだそうです。
焙煎によってその豆の特徴を最大限に引き出すのもカップテイスターの手腕にかかっています。
コーヒーの品質をみる上で大切なのは
「まず先入観を持たないこと、味や香りだけでなく抽出したときの色や豆のつや、感触など視覚、触覚も働かせて瞬時に判断すること、etc」
カップの前で目を瞑りブツブツ独り言をつぶやいてはロースターへ指示を出す。
ロースターはその指示に的確に答える。
ブルックスオリジナルの味を安定して作り出す為に日々真剣なやり取りが続けられています。
カップテイスターはコーヒーの生豆から焙煎、ブレンド、製品化まで一貫してコーヒー豆の加工による変化を見守っています。
そこにはブルックスのカップテイスターにしかできない味作りへの工夫が隠されているのです。
うあぁ~^^
ステキ♪
泥のような!?コーヒーから
あの澄んだブルックスのコーヒーが生まれるのですね
不死鳥!
そう思いついた言葉がこれでした^^v
焙煎太郎さん、ニヒルでステキですね!ここまでくると微妙な違いまで判るんでしょうね。凡人の私は、缶コーヒーのブラックなら微妙な違いが判ります。焙煎太郎さんに弟子入りしてコーヒー通になりたいです。
ともさん!はじめまして、コメントありがとうございます。
「あの澄んだブルックスのコーヒーが生まれる」という表現がとってもよくて、わたしたちのコーヒーがよろこんで頂けているんだなとしみじみ感じました。ありがとうございます。