ニュース

2020.04.28

【第1回コラム】コロンビアコーヒーの誇りと情熱

 

コーヒーを飲む時、どこの国の豆かを気にされるでしょうか?

焙煎や粉砕、淹れ方などの様々な要素で味わいが作られるコーヒーですが、どこの国の生豆を使うかによっても味わいは大きく変わります。

そんなコーヒーの面白みを感じていただきたいと思い、コーヒーに関する豆知識をコラムの形でご紹介したいきたいと思います。

今回はその第一弾として、コーヒー大国の「コロンビア」コーヒーについてご紹介したいと思います。

 

 

■コロンビアはまさに「コーヒーの国」

太平洋とカリブ海に面し、国土の3分の2をアマゾンの熱帯雨林が占める自然豊かな美しい国コロンビアは、世界のコーヒー豆生産量第3位の知る人ぞ知るコーヒー生産大国。

朝晩の気温差や雨季と乾季のバランス、降雨量、火山灰を含む水はけの良い土壌など、おいしいコーヒーが生まれる条件を複数兼ね備えている、限られた国のひとつでもあります。

2011年にはコーヒーの生産が100年以上続けられる土地として、コロンビアの「コーヒー産地の文化的景観」が世界文化遺産にも登録されました。

 

 

■コロンビアコーヒーの味を守るのは

そのような土地で育まれるコロンビアコーヒーの味を守り発展させているのが、1927年にコーヒー生産者によって設立された世界有数の規模を誇る農業関連NGO団体、FNC(コロンビアコーヒー生産者連合会。以下、FNC)。100%コロンビアコーヒー商品のみが付けることを許される「100% Cafe de Colombia(R)」のロゴの認定もFNCが行っています。

 

BROOK’Sのコロンビアコーヒーにも付いているこのマークは、おいしいコロンビアコーヒーの証なのです。

またFNCでは、高品質なコーヒーの安定生産とともに、約56万といわれるコーヒー生産者の生活向上や、『The Richest Coffee in the World(R)』(世界一リッチなコーヒー)としての認知向上のための活動も行っているそうです。

 

 

■コロンビアに想いを馳せて飲む一杯は、格別

コロンビアのコーヒー栽培は、ほとんどの生産が小農園で生産されています。コーヒーが栽培されている土地は、アンデス山脈の山奥にある急斜面の土地が多く、農業の機械化ができないため、収穫は今でも手摘みで行われています。赤く完熟したコーヒーの実を一つ一つ丁寧に摘み取る、という地道な収穫作業が実を結び、遠く離れた日本でおいしいコーヒーを飲むことができるのですね。

 

今回は、コロンビアコーヒーとその生産者の方々について掘り下げてみました。くつろぎのコーヒータイム、コーヒーが育った環境や作った人たちのストーリーに想いを馳せて味わうと、おいしさも格別ですよ。

 

ドリップバッグ コロンビア

TOPへ