島根から横浜に両親が旅行に来ました。みんなで箱根へ行こうということになりホテルなどを手配したのですが、よく考えれば我が家の車には全員が乗りきらず一人あぶれてしまうのです。そこでレンタカーを借りようかとか、みんなで電車で行こうかとか候補を考えて夫に相談をしました。すると「俺、走っていくわ」と軽く返すのです。
目的地まで約70キロ。早朝出発した夫が到着したのは私達と同じ頃。この方法があるのならしばらく車は買い替えなくてもよさそうです。

お酒を買う時、レジのところに年齢確認用のプレートを時々見かける。近所のスーパーではそれがなぜか20代と30代以上という2種類用意されているのです。この"30代以上"というのは10代に見える30代以上の人の為にあると思われるが、そのやりとりは見かけたことはないし、私自身は問われたこともない。先日、友人のお母さん（70代）が病院で「妊娠の可能性はございませんか」と聞かれたらしい。
尋ねる側にも相当な覚悟のいる質問は、アンチエイジングの世の中にこれからも増えていきそうだ。

いつもなら寝起きフル回転の自分がここのところ疲れがどうもとれません。これはいかんと思い、ネットや情報誌で疲れに効きそうなことを色々試してみました。緑色のスムージーを作ったり、起きぬけに白湯を飲んだり、ストレッチしたり。そしてこれはきっと筋力の低下だ！と思い週末の早朝マラソンをしてみました。朝陽がまぶしくて、空気も新しくて、あ～さわやか！と自己満足に浸りましたが、夕方４時には疲労のため立ち上がれなくなってしまいました。体力に自信のある人ほどやりがちな無茶というやつでしょうか。

珍しく夜暗くなってからスーパーへ行くと、そこはいつもと別の空間に見えました。7、8台並ぶレジ台を打つ店員さんも、列をつくる人々も昼間とは全く違う顔だったからです。私が普段利用するのは朝か昼で小さな子ども連れや年配者が多く見られます。でも夜になると仕事帰りのお姉さんやサラリーマン。
当たり前だけど、まちは時間によって人が住み分けていているんだなぁと実感しました。なんかミルフィーユみたいだな、とぼんやり思った夜でした。