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2018
11/29

「女の相談事は答えを求めない」そんな表現はいつからあるんだろう。
それはミクロではなくマクロな視点を持った人じゃないと思いつかないだろうから、伊能忠敬が日本地図を描いた頃だろうか。それとももっと昔、数々の女性を知る古代のモテ男だろうか。
西暦2010年代。SNSが地球を席巻し、文章としてまとめなくても世界中に思い付きを発信できる時代に私は住んでる。仕事仲間も、ママ仲間も、親戚も小さなトークグループを作って連絡事項を伝達できる。メールのように文章として組み立てることを省略してしまうそのトークグループは時としてカオスだ。
田舎の母からの連絡事項は報告なのか愚痴なのか「おつかれさま」の一言を待っている。
ママ仲間の飲み会はお店の多数決が始まり場所が決まらない。
みんなが互いを気遣って、反対意見にも自己主張にも振り切らない。
ジェンダーフリーを主張する時代ではあるけど、SNS上で女性は益々女性化してるような気がするなぁ。

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2018
11/22

週一回のヨガへ行く度、ああまたペディキュア直し忘れたと思うこと2か月。
半分はがれた真っ赤なペディキュアも靴下を履いてしまえば普段は見えない。
ヨガの部屋も暗いし、まあ、よし。
と怠惰な自分をスルーするようになった40代。
でもカバンや、化粧や、洋服は見栄はって繕っています。
そんなヨガの帰り道、久しぶりにハイヒールを買おうとデパートへ行くと男性店員しか見当たらない。ようやく見つけた女性店員は他のお客につきっきり。
うろうろ、ウロウロとお目当てのヒールを手にとっては戻す怪しい私。
なかなかゆっくり買い物にも来れないからと、思い切って男性店員に話しかける。
よりによってハイヒール。試着用のストッキングを渡され履き替えるわたし。
よりによって靴下までヨレヨレのローテーションの日。
たまたま。今日たまたまなんですと言い訳を口にしたくてもペディキュアの年季はそうはさせてくれない。

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2018
11/15

保育園で娘の面談がありました。
娘も私も大好きな担任の先生はとても頼りがいがあり、私はいつも先生の包容力に甘えて自分のことばかりを相談してしまうのです。
面談は一対一。毎日慌ただしく子を預けて出かけてしまうのでゆっくり話す機会はなかなかなく、面談は先生とたっぷりお話ができる貴重な時間。
娘の対人関係の悩みを話すと、先生は中学生になる娘さんの名前を出して話をしてくれました。
その瞬間、目の前にいる担任の先生が一人のお母さんとして見えました。人にはみんな名前があり、“うちの子”ではなく名前を聞くだけで会ったこともないその娘さんの顔や声が見えるような気がしました。

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