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2017
3/30

昼間の陽気に油断して、夕方薄着で外に出たら寒かった。そんな中、私の鼻を沈丁花の匂いがかすめた。きっと実家の玄関前に植えられていたんだろう。春になると玄関先で「あ、春だ。」と教えてくれていた懐かしい匂い。
日もだいぶ長くなり、5時半になってもまだ明るい。(西日本では6時過ぎまで明るいかしら)住宅街では子どもたちの遊ぶ声がまだ聞こえる。
最近、数十年後の物語を書いていた。何を描写するにも手が止まる。もうスマホは使ってないだろうな、まだ満員電車はあるだろうか。この数十年での進歩が、あまりに著しく10年後ですら未来は未知数だ。
でも思う。数十年後の3月も「ああ、日が伸びたね」という会話は変わらないんだろう。
沈丁花の匂いも変わらないでいてほしい。

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2017
3/23

年に数回だけご褒美で行っているエステでのこと。私は顔のマッサージをしてもらってるのですが、脱毛でお友達を紹介すると割引券がもらえると言われ、ママたち数人に聞いてみました。するとどうでしょう。あの人もこの人ももうし終わったと言うではありませんか!
そのことを担当者に話すと、「そうなんですよ。“脱毛”と“貯金”はみなさん黙ってしっかりやってるんです」とにこやかに言われてしまいました。
そいういう私の腕には風になびくものがあります。担当者はそれを目の当たりにして「まあ!」とわかりやすいリアクションをしていました。
脱毛への感覚はお国によって様々。日本女性にとっては脱毛も貯金も黙ってするものなのでしょうか。もう10年早くそれを知っていたらいろいろ何かが違ってたかな?
そして今現在の私からこぼれる言葉は「みんないつの間に!」

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2017
3/16

ある日、旦那とこんな話でもりあがりました。「満員電車で席に座るにはどうしたらいいか?」要は、途中下車する人の席をいかに効率よくゲットするかという、くだらない話です。
まず、ドア付近に立っていては席が空いても座ることは難しい。では、いかに途中下車する人の前に立つかということになるのですが、大学までバスケットをしていた私の場合は、ディフェンスをするかのように二人の前に立つようにしていることを説明。たった一人をマークしていては確率的に低くなるので、二人の間に立ってどちらかが立ち上がると腰を入れ、席を確保する、というあまりに恥ずかしい話を旦那にさらけ出しました。
旦那の方法はまた別で、渋谷行きの上り電車に乗る彼は、スーツを着てない人の前をマークして、その人の下車駅を予測するんだそうです。
そんな話を初めて口にしたのですが、「みんな“しなやか”に席をゲットするためにいろいろ考えてる」ということがわかった、ある日の会話でした。

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