header

2016
11/24

この時期になると毎年、近所のお寺でジャズのライブがあります。近所の人たちが夜に椅子やお酒を持って集まりゆる~くジャズを楽しむので私も毎年楽しみにしています。
それなのに今年は、当日にすっかりそれを忘れて呑気に夫婦喧嘩をしていました。
旦那はさっさと寝室へ行ってしまい、私もPCを落として子供たちと二階へあがろうとしたその時、何やら外から聞こえてくるではありませんか。
その時点でもまだライブのことを忘れきっていたのですが、なんだろう?と玄関の外へ出てみてようやく「嗚呼!」と気付いたのです。聞こえてきたのは女性ボーカルのとろけるようなジャズソング。その日は曇りだったせいもあって、数100メートルも離れた我が家までとてもはっきりと聞こえてきました。
お風呂上りだった私たちですが、しばらく玄関前に座り込んで静かな住宅街に響き渡るジャズに耳を傾けました。曇天のジャズホール。いろんな偶然が重なっての出来事でした。

この記事はどうでした?記事の評価をお願いします♪
「面白かった」 (8) 「まあまあ」 (1) 「いまいち」 (0)

2016
11/17

先日ある老紳士と会う予定があり、行きの電車で読もうと小説を1冊買った。なんでもない推理小説。目的地に着くまで数十ページほど読んでランチをしていたときのこと。
何を思われたのか、その老紳士が突然その小説家のその本の話をしだした。私は聞き間違いかと思いながらも、小説家の名前が一致したのでカバンから本を取り出して見せた。
老紳士は目を丸くして驚いた。なぜならその本の主人公がその老紳士だったのだ。名前こそ少しいじってあるけど、あとがきにはしっかりと老紳士の名前が書かれていたものだから、今度は私が目を丸くした。
日常にはいろんな偶然があるけれど、何千冊とある書店の棚から、その本を選んだ自分の心理を思い出しても、そこへつながる理由もなく、やっぱり縁って不思議だなと思った出来事でした。

この記事はどうでした?記事の評価をお願いします♪
「面白かった」 (23) 「まあまあ」 (0) 「いまいち」 (1)

2016
11/10

先日ついにストーブを出しました。木造の古い我が家は冬とにかく寒く、いかに一日でも多く、暖房に頼らないかと常々考えています。
そんな我が家で毎年、チラシ広告やテレビCMを見て空想導入するのが「こたつ」です。
もともと実家では、こたつに頼りっきりで、上京して一人暮らしするときもこたつは冷蔵庫、炊飯器と同じくらいどこにもあるものだと思っていました。それがアンチこたつ派の夫との協議の結果、今の家にはありません。
確かに、こたつを置くと部屋が散らかるのは目に見えていますが、こたつが持つあの幸せ団らんイメージは未だに私から離れません。いや、我が家の場合団らんどころか、アンチな夫と大バトルになるのかもしれません。そのやりとりまでも含めて、今年もこたつ広告とのにらめっこな季節がやってきました。

この記事はどうでした?記事の評価をお願いします♪
「面白かった」 (9) 「まあまあ」 (4) 「いまいち」 (1)
1 / 212